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青年海外協力隊 ドミニカ共和国 生活編 #4「Azuaでエコツアー」
昨日はサントドミンゴからバスで2時間ほど離れたアスアという町へ行ってきました。環境教育でアスアに派遣されている先輩隊員が企画してくれたエコツアーに参加するためです。
サントドミンゴを出発
朝早いため、5:50にUberを予約していたのですが、ここで朝からハプニング。GPSの誤作動でタクシーが1本道を間違えて、なかなか来てくれない!自分の語学力ではどう考えても家の場所を説明できなかったため、ホストマザーが全部説明してくれました。朝早いのにも関わらず、本当にありがたい!ホストマザーにちょっと道の表の方まで出ていいか聞くと、危ないからダメ!と言われました。普段は治安の悪さはあまり感じないけど、やっぱり暗い時間は危険なようです。
ハプニングはありましたが無事にカリベツアーというバス会社のバスターミナルに到着して、予定通り6:30のバスでサントドミンゴを出発できました。
アスアに到着
2時間ほどでアスアに到着しました。ここで先輩隊員と合流し、迎えに来てくれた車で山の中へ。車の荷台に乗って、最初は楽しかったのが、最後はすごい砂利道のせいでお尻が痛すぎて笑えなかった。。。写真は、アトラクションみたいだと言いながら楽しんでるところです。
実は、先月語学学校の先生たちと一緒に訪れた博物館に、ドミニカ共和国の様々な自然を表現したジオラマがありました。その中で、私がかなり興味を惹かれたのがメキシコのような(勝手なイメージですが)乾燥地帯にサボテンが生えているジオラマ。やっぱりドミニカと言えば、この国の人たちでさえ一番にビーチを挙げるわけだから、こんな場所も本当にあるの?っていう感じの印象でした。
そして、今回訪れたアスア!このジオラマそっくりの乾燥地帯がありました!生えている植物も背が低く、サントドミンゴ周辺に生えている植物とはちょっと様子が違ったのも面白かったです。乾燥した道を車で走るので、砂ぼこりがすごかったですが…
いよいよエコツアー
先輩隊員がお仕事をする中で知り合ったという、その土地にめっちゃ詳しいおじいちゃんと、その愉快な仲間たち、そして2頭の馬が山の中へ連れて行ってくれました。
エコツアーの最初は、お世話になったお家の外でドミニカ共和国の地形についての説明を受けます。
いよいよ出発です。
エコツアーのコースはおじいちゃんが自分の足で歩いてつくったそうですが、70歳とは思えぬ体力でどんどん進んでいきます。私たちにとっては結構険しくて、何度か滑りそうになる場面もありました。
おじいちゃんのお孫ちゃんも一緒に行ったのですが、さすが田舎の子。どんどん歩いて強かった。笑
山道をかきわけ、川を上って、案内してもらった滝は3か所。どこも本当にきれいで、自然のパワーを感じました。普段はかなり発展したサントドミンゴにいて便利なのですが、その分、車も多くて排気ガスもひどいので、きれいな空気に癒されました。
お昼ご飯
私たちが歩き回っている間に、お昼ご飯を準備してくれていました。メニューは、モロ(豆が入ったお米)、かぼちゃ、ジュカ(キャッサバ)、さつまいも、鶏肉。おいしかった!!おやつとして食べるサトウキビも私たちに食べさせたかったようで、わざわざ切ってくれましたが、時間がなかったためお土産としてもらいました。
さようなら
慌ただしくお別れの時間がきてしまいましたが、バスの時間があるため仕方がありません。しかし、バス停まで送ってくれるはずの車が来ない!笑 先輩曰く、遅れてくることを見越して早めの時間を伝えてたのに。まあ、これがドミニカ時間ということでしょう。結局、バスも遅れてきたため、逃すことなくちゃんとサントドミンゴ行きのバスに乗れました。
おまけ
帰りのバスの中で、軍の施設の前を通りました。どうやら検問があっていたようで、男性2名がバスの中へ。私たちを見て、パスポートと言われました。コピーを見せると特に何も言われず大丈夫でしたが、やっぱりドキッとするものです。
自然の中を歩き回って、日本とは違う植物や山の様子、青く澄んだ川、きれいな空気に本当に癒されました。これで1つの島と言えども、いろいろな地形があるとわかったので、ドミニカ国内もたくさん旅行したいなと改めて思いました。
また、先輩隊員がどんどんコミュニケーションをとっている様子を見たり、ドミニカの人たちの優しさに触れたりして、私も2年後までにこんな関係性をこの国の人たちと築けたら良いなと思った1日でした。