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僕の家にティラノサウルスがやってきた!

随分と涼しくなった。気持ちがいいので、今朝はバスを使わず駅まで歩いてみた。外を歩く行為に躊躇いがなくなるのは嬉しい。

昼は念願のロールキャベツを出してくれる店に行った。7人ほどの大所帯だったので入れるか不安だったが、うまいこと滑り込めてよかった。食べたのはデミグラスソースのかかったロールキャベツで、ナイフを上から下に押すだけで切れるほろほろさに感動。うん、うん、と一人うなずきながら食べた。

デミグラスソースのかかったロールキャベツの写真
「味の味」がした

不思議な魔法の力によりここでの食事は2,000円までタダになったので、欲深き者代表としてギリまで攻めた注文した。バニアライスとオレンジジュースをゲット。おかげさまで完全にお腹が冷えたし、シン・胃もたれになってしまい地獄を見たが悔いはない。

アイスクリームの写真
ブリザガをくらったみたいに冷たい器

家に帰るとティラノサウルス・スーツが自宅に届いていた。来たる10/27、ティラノサウルスレース成獣オスの部で出走するため購入していたのだ。仕組みは簡単で、付属のファンで内部に空気を送り込むことで膨らませる方式。かなりの速度で膨らんだのでマンションを破壊するところだったが、ギリ抑えられた。

ティラノサウルススーツの写真
クソでかい。いい加減にしろ

とにかく、でかい。マックス膨らませると照明が頭にぶつかり、尻尾は床に転がるダンボールを吹き飛ばした。やばい、野生の力が湧いてくるの感じる。

なんていうか、着ていると「ティラノサウルスとしての自覚」が芽生えてくる。ジュラ紀を代表する捕食者として誇らしい気持ちだ。ホモサピエンスの頃の自分は偽物だったのかもしれない。

覚悟完了した以上、レースでの優勝は確定した。レースが終わった後に人間の自分に戻れるかのほうが問題である。ていうか、ホモサピエンスのみんなは本気でティラノサウルスをやるつもりがあるの? 生半可な気持ちで臨もうとしているなら、今すぐスーツを脱ぎなさい。

レースには本名で登録した。小林駿平ザウルス。これが僕なりの覚悟だ。ネットリテラシー皆無のムーブに恐れ慄くといい。ひとまずは捻挫など怪我をしないように、近所を歩くことから始めようと思う(もちろん、ホモサピエンスとして)。

これが「覚悟」だっつってんの


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