解けかけた愛はまた絡む


どうして
どうして
私達
ボタンをかけ違ったの?
もう元には戻れぬ時に
想いを馳せる事しか
出来ない

どうして
どうして
僕らは
巻きもどす事が出来ない
時の中に囚われてるの
君への想い消えず
切ない夜

想い合って一緒に居ても
悪戯にすれ違う二人

それでも『私』と『僕』は
足掻いて足掻いて
先があるのかさえわからない
綱渡りの様な未来に縋る

きっと私達は最初の二人には
もう戻れはしない
なら新しい二人の形を作る事に
縋るしかないでしょう?

新しい二人の形はどう変化するか
なんて誰にもわからない
傍から見たら理解不能なんて
承知の上さ

だから『私』も『僕』も
もう繋いだ手を離したくない
一緒に居たい

何時かだろうか…
二人で過ごす時が長すぎて
それに安心した僕は君に
態度ですら愛情表現ができて
なかったのは

何時からかな?
貴方の腕の中が心地よくて
ずっと一緒だからと過信して
素直に貴方に言葉ですら
愛情表現できてなかったの

でも
僕達は己の間違いに
私達は大切にすべき事に
気づけたよね?

かけ違えたボタンなら
かけ直せばいい

戻れない時が二人にあっても
未来で取り戻せばいい

悲観して二人の関係に
終止符を打つのは簡単
繋いだ手を離せばいい
話だから

でもふと気づく
『私』と『僕』はまだ
心の何処かで希望を捨てず
相手を慕う心を持ってる

なら今度こそ
しっかり手を繋いで
態度でも愛情表現を
言葉でも愛情表現を
心がけて
最初は綱渡りからでもいいから
二人の未来を描こう

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