生きるか死ぬか
今朝は、7時から8時まで散歩。
この時間の散歩は、8年半ぶり。
朝はいつも天使の世話で多忙だった。
天使の再出血で夜の睡眠が悪い。
昨夜は8年ぶりにレンドルミンを飲む。
よく眠れた。
8年半前に我が家に帰宅した天使。
両親の愛につつまれて幸せだったと思う。
発病時に死ななかったのは、
神さまから
「もう一度しっかり両親に甘えてきなさい」と
云われたからではないかと思う。
「充分に幸せ」
「おいしいね」
「ありがとう」
などの感謝の言葉をよく言っていた。
単語がなかなか口から出てこないのだけど。
例えば、食事中に口拭きが欲しいというとき、
(ほとんど毎日だが)
「ふきん」という言葉しか出てこない。
何度教えてもきちんと言えない言葉が多い。
救急病棟で絶対安静、医療機器につながれて、
ボーっとしているだろう。
家で朝、目が覚めて、まだ起床には早いとき、
うとうとしていなさい、と言っても、
うとうとがよく分からないようだった。
音楽を聞くなら、満足するが。
私は、うとうとが好きで、色々と考えごとをするのだが、
天使は考え事ができないようだ。
辛いとか苦しいとか痛いとか、
きちんと言葉で表現できない。
高次脳機能障害で失語なので、
普通の患者とは違う特別な注意が必要だと、
昨日、救急病棟で話したら、
そんな気楽な状況ではない、生きるか死ぬかの瀬戸際だと、
強く説教されてしまった。