心地良さにひたる
76年の人生経験からの心境。
人が生きるうえで、もっとも大切なことは、と言えば。
今をどう生きるかです。
10年をどう生きるかではなく、今です。
そして、今の細部が重要です。
何を食べて、何が楽しみか。
例えば、一分で100m歩く人より、
1分で5m歩く人の方が、より充実感があるのです。
多くを食べる必要はありません。
少ないメニューで少量の方がいいのです。
お金やモノはほぼ不要になります。
今、生きている、それだけで大きな満足があります。
非常に幸せである実感です。
たぶん、功績をあげて、名誉や富を得ても、
同じでしょう。
幸せになるのに、何かを為す必要はないでしょう。
何もしなくても、それで充分。
むしろ、何もしないことが大事。
私の瞑想は何もしない。
ただひたすら、心地良さの中でひたる。