来世

今読んでいる本は、4冊。
「1984年に生まれて」ハオジンファン著。
「私とあなたのあいだ」温又柔と木村友祐著
「ジョン・ボルトン回顧録」
「入門三島由紀夫」富岡幸一郎著
それぞれ、面白い。

一人の著者が「書くことは生きること」と書いている。
こんなに言い切れるのは、幸せだと私は思う。

私も書くことは好きだ。
だが、好きなことの一つにすぎない。
生きることも好きだ。
いつかお別れが来るが、それもいいなと思う。

若い頃は、精神の自由にあこがれる。
大空をはばたくような自由。
何者にも邪魔されない自由。
大きく成長できる自由。

今、自由は私の中にある。
限りない自由と幸せの充満。
人生は、とてもいいものだと実感する。


近くの寺院から冊子が届く。
今月号の冒頭に、
この世で死んで来世に何かに生まれ変わるとき、
本人は、業にふさわしい何かに生まれ変わります。と書いてある。
すばらしい断言。
ここまで言い切れるのは、幸せだと思う。

昔読んだ本で、著者が、
私はこの世界、この宇宙の最高神であり、
キリストや釈迦は私の分身だ。と断言していた。
すばらしい悟りだ。
さすがに、ここまで言い切る人を見ると、
少し怪しいと思わざるをえない。

前回のブログでも書いたが、
死を体験することは、人にできない。

人ができるのは、今を生きることだけ。

勿論、来世を生きることも、
過去に生きることも、人にはできない。
死の体験すら、できないのが人。

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