晩年の生活

私の生活は、死を待つ日々。

静かにひっそり待ちたい。


テレビや人付き合いからは遠ざかりたい。

現世とは、できるだけ距離をおいて。


フィクションやゲームとは遠ざかりたい。

現実がマボロシに近いのに、

フィクションやゲームはもっとつまらないまぼろし。


ゲームが好きな人は、現実から逃げているだけの気がする。

例えば、碁や将棋、サッカーや野球、すべてがゲーム。

ゲームの達人になれば、利が多いかもしれないが、

達人になっても、中身がすかすか、むなしいと感じる。

剣の達人も同じだろう。


人生はゲームではない。

泥沼で楽園。


学問はゲームだろうか。

これは難しい問題。

いくらかゲームに近いだろう。

数学などは、その典型。


ゲームの本質は、競争にある。

勝敗と勝者となる名誉と自己満足。


学問は真理探究という考えもある。

むしろ、私は、発明や発見、新しい理論の考案。

第一発見者となる名誉競争に限りなく近い、ある種のゲーム。


真理の探究というなら、もっと精神性が豊かでないと。

こころや魂の成長になるなら、真理の探究になるかも。

ただし、

私はこころや魂の存在を否定するが。


この世に真理があるというのも、

うそだと思う。

そんなものはない。

だから、真理探究など、うそ偽りの虚栄のようなもの。


現世から離れたいが、

我が家に来る人とは話す。

わざわざ来てくれたのだから。

それに時間つぶしになる。


特別に会いたい人はいない。

話したい人もいない。


孤独だが、我が家には天使がいる。

家の中に閉じこもりの生活だが、

料理や買い物でやることが多い。

一日中家にいても、新しい発見もある。


人が生きるのに、最低必要なことは、

食事と睡眠。

そして、楽しみ。

ただし、ゲームやフィクションを楽しみにしたくない。


玄米ご飯から作る甘酒がおいしい。

スーパーで市販の甘酒(米麹とお米だけ、砂糖なし)を買い、

私が作るものと比べてみたが、変わりない。


次は、小豆と米麹で粒あんを作ろうと思っている。

もちろん、砂糖は加えない。




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