こころざし
私が思う立派な人とは、
社会に役立ち、かつ私利私欲が少ない人である。
人には持ち場(役割)があるから、
大きな活躍ができる人もいれば、
陰になって目立たない人もいる。
それぞれに立派な人である。
二階俊博伝を読んでいると、
伝記というよりも行動記録。
さすがに、現職の与党幹事長が対象なので、
当たり障りのない記述となっている。
しかし、読めば、当人の人柄が良く分かる。
親の七光りで議員となった訳ではない。
郷土のためというこころざしが強く感じられる。
地域社会で政治を見ていると、
保守系の候補には、
郷土のためという情熱がある人が沢山いる。
しかし、野党の候補は、
人材が乏しいことが一番の原因だが、
情熱を感じさせる人が少ない。
この問題、何とか、ならないかと思う。
松下政経塾のようなもので、
野党の人材を発掘するシステムが
あればいいと。私は願う。
若い人にとって、政治はやりがいのある分野なのだが。