21世紀は明るい
ブログを一週間近く休んでいる。
Quoraの回答はしているが。
昨日、「自分に嘘をつくのは精神的に悪いですか?」という質問。
私の回答は、
自分に嘘をつく、という認識を持つには、
自分の本心について知らなくてはいけないでしょう。
自分の本心がどこにあるか、自分の本心とは何か、
自分というものは一体何者であるのか、
そのようなテーマは人の人生にとって非常に重大ですが、
知るのは至難です。
私は40年以上瞑想(自己流)をしています。
私の瞑想は、内面との対話です。
まさに、自分の本心を探るのが目的です。
私の瞑想体験から言えることは、
人にとって、自分とか私とか自我という確かなものはないということです。
人のこころや感じ方や考え方は、一瞬も同じではありません。
常に変化しています。
若い頃の自分と今の自分を比べると、全く異なる人格です。
同じ人間とは思えません。
人は社会生活の必要から自己同一性という
強固な思い込みにとらわれています。
実際の人は変化しつづけます。
名前は同じでも、時と共に中身は全く異なる人間になる、
それが人です。
そのように変化し続ける人に、
本心があるのかどうか、私は疑問を感じます。
本心などないと思います。
そのとき、その場で、臨機応変に行動する、それが人の姿です。
本心がない、自分とは何かという確かなものはありません。
人は変化し続ける存在です。
人のこころには、嘘もまこともないと思います。
(解答はここまで)
この世から距離を置きたいのが私の本音。
世相のさざ波は書きたくない。
60年前、私の若い頃、
格差や人権や貧困の問題は酷くて、
世の中を変えなくてはいけないと、
強く感じた。
今、少しは良くなっただろうか。
世界の貧困人口は確実に減少している。
モノは世界中であふれている。
勿論、届かないところは多いが。
20世紀に比べて21世紀は、明るい。
戦争は各地で続いているが、
それらを見つめる目は格段に増えている。
ネットの普及が役だっている。
人権の面で、いじめやハラスメントも話題になるようになった。
昔は、あまりに当たり前で、誰も問題にしなかった。
教師の暴力も普通だった。
今では、生保の基準もゆるやかになっている。
刑務所でも囚人たちへの待遇が良くなっている。
勿論、問題がない訳ではないが。
私の地域でも、就学援助を受ける子どもたちが30%に達している。
しかし、子ども食堂など明るい展望もある。
貧困への対応は、
これからベーシックインカムとなるだろう。
お金はなくても、豊かな生き方ができる時代が近いと
私は感じている。