この世はマボロシ
今朝のQuoraの質問、
「神様はいないと確信したことはありますか。それはどんなときでしたか?」
私の回答は下記。
瞑想している時、そのように実感します。
同時に、この世、この宇宙、この世界、私の意識、自分や自我、それらの全てが幻想・虚像・マボロシだと実感します。(回答終わり)
この世がマボロシであると実感するのは、
私の意識がどのように生まれるのか、
それが分かったからです。
まず、私や自分という概念・思い込み、
これは、非常に変化します。
10代や20代の私を振り返ると、
ほぼ別人です。
今の私から考えれば、私の知らない人です。
人の一生、私や自分というものでさえ、
このように変化します。
一貫性はありません。
もし一貫性があるなら、人である故の執着や愛着があるから。
この世に対する私の感じ方や見方も、
定まっていません。
変幻自在です。
私という概念がこのように変わるのです。
これは、固定した実体がないからです。
というよりも、思い込みに過ぎないのです。
この世界があるかどうか、
もちろん、日々の出来事や事件は起こっています。
新聞に書いてある事柄はだいたい生じています。
しかし、すべての出来事は、
人の意識にあるだけです。
地球上の80億人の意識にあるだけです。
意識、そのものがあやふやなのです。
いつかすべてが無に帰す、そのようなもの。
イノチの炎は確かにあるでしょう。
しかし、必ず消えさるものです。