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小匙の書室227 創元ミステリ短編賞 最終候補作
さあさあやって参りました!
第2回創元ミステリ短編賞、その最終候補作の発表が!!
前回までに応募総数496作品のうちから34作までに絞られ、そしてついに5編が残りました。
早速それら作品をご紹介。
星井小禽/打上花火
明日海あきら/ランドセルをめぐるギリギリの冒険
歳内沙都/桜越しに空を撮る
夏生季々目/統括部長奪還計画
川満尚輝/浅き眠りの果て
うおっ……なんということだ。
一次、二次のそれぞれで気になったタイトルが三作品も残っている!
ので、今回は最終候補に残った作品のうち2作品に対して私の勝手なコメントを寄せたいと思います。
※毎度のことながら、あくまでも予想ですので、実際の作品内容と乖離している可能性があります。ご容赦ください。
星井小禽/打上花火
その打上花火は、ミステリにとってのトリックなのか、はたまたメタファーなのか。物語のラストで打ち上げられるのならば、そこに宿る感情は喜びなのか哀切なのか。
打上花火にも色々種類があって、中にはキャラクタの顔を演出する玉もありますよね。だから打上花火を用いた暗号ミステリとか……。
私の想像はどう破裂するのでしょう。
川満尚輝/浅き眠りの果て
タイトルがかっこよく、浪漫を感じます。
眠り、が含まれていることから、私は自然と医療ものを連想しました。主人公はベッドの上で、浅い眠りの中で何か安楽椅子探偵てきなことをば……。
いやしかしそれだとタイトルと噛み合わないような気もするので、本編はきっと私の想像も及ばない叙情的なものなのかもしれません。
浅き眠りの果てに、登場キャラは何を想うのか。はたまた眠っているのは主人公とは別の人間なのか。気になりますね。
というわけで最終候補作について、簡単にコメントしていきました。どの篇も私の想像を掻き立てるものばかりで、どれが受賞するのか楽しみです。
最終結果発表は、8月上旬。
この一ヶ月の間、果てしない緊張が待っていることでしょう。
ここまでお読みくださりありがとうございました📚