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江國香織『左岸』 を読んで
岡山県立図書館
という
来館者数・個人貸出冊数 12年連続全国1位!
の図書館が岡山市にあります。
便利な場所にあり、図書館好きの私も時々行くのですが
個人貸出数1位!
のせいか、残っている(と言うと失礼ですが)本が少ないのです!
本を返しに行くと、次の本をついつい探すのですが
「この本を借りよう」
と思ってもまず無理。
今回も、選んだ、というよりは
好きな作家の江國香織さんの本がたまたまあったので借りてみて
読みました。
前振りが長くなりましたが
この本。主人公茉莉の半生を描いています。
自由奔放な茉莉ですが
物語全般にひたひたと哀しみが・・・
「死」が出てくるからでしょうか。
しかし、兄・惣一郎の言葉「超然と」生きる茉莉。
同じ女性として面白く読んでいきましたが
ただ、途中からなぜ超能力が出てくるの・・・?
読んだ後で、
辻仁成さんの『右岸』とセットだということを知りました。
『冷静と情熱の間』みたいですね。
なぜこのお二人、よくコラボするのでしょうね。
次は『右岸』を読んでみたいです。