大峰山・弥山神社(天河神社奥宮)へ、「時は来たり」(2024.11.6)
地獄を乗り越えた人にしか分からない。そんじょそこらの地獄ではない。
朝、おじいさんの山の神さまのお使いさんが起こしてくれた。
ここまで何不自由なく来た。
あとは山を登るだけ。あとは、会いに行くだけ。
また見た。「時来たり。」
天川村(奈良県)へ
天川村にやってきた。
案内所は休館日やった。でも、タクシーの電話番号知ってたから、呼べた。
何も心配しなくていい。
ただ、会いに行くだけ。
「時は来たり。」
タクシーの運転手さんに、弥山の情報をたくさん貰った。
この大峰山は近畿地方で一番高い山であるらしい。
少し肌寒い登山口に、一人だけ登山の格好ではなかった。
はじめの1時間急勾配が続く道だった。前日は雨だったので、地面は少しだけぬかるんでいる。
山は恐い
30分ほど進んだところで、道に迷った。
来た道を戻っても、同じ景色、人もいないし、携帯の電波も届かない場所、こわかった。
山こわい。分からなかった。永遠に「分からない」という感覚を味わった。かなり、自分の人生に慢心していたようだ。
でも、山の神さまに、ただ、会いたいという気持ちだけ握りしめた。
一度立ち止まって、来た道とか方角をよく考えて、行動した。
無事に正規のルートに戻り、後ろから人が来たからとても嬉しかった。
戻ろうと考えたけど、やっぱりこのまま進んだ。
はじめの1時間の急勾配を超えたら、あとは比較的平坦な道が続いた。
向こう側から来る人に伺うと、目的地まであと2時間かかると聞いた。
登っているのは大峰山
ここは大峰山なので、普通の山ではありません。
山の中にポツンと1本だけ紅葉で明るい木もありました。
丸太が倒れていても、何も不思議ではありません。
トータル2時間半くらい歩いたところでしょうか、永遠に続きそうな階段がありました。
山脈が霧の中に隠れる中、進んでいくときもありました。
霧が晴れた場所では、雄大な景色が見えます。
あとどれくらいか聞いたら、「あと10分くらいですよ」と言われ、最後、頑張ろうと思った。
弥山神社へ
弥山にの頂上に辿り着きました。
ここに弥山神社があります。
山の神さまに会えた。あとは、降りるだけ。無事に来れて感謝だ。
弥山神社がある頂上には山小屋がありました。
ここで400円のカップラーメンを食べ、少しだけ休憩です。
頂上にいた滞在時間は20分間ほど、あとは下山しました。
下山、そして感じたこと
どれほどの時間が経っただろうか。
これくらいの「冒険」が必要だわ。
なんか、逞しくなった。
「天賦の才を授けよう。」
帰りは山の神様が先導してくれた。水を飲んだ。きれいな川の水を飲んだ。めっちゃ、美味しかった。繋がった。
帰って来れた。
すべてが、見事なタイミングで、ぜんぶピッタシ帰って来れた。
3時間で登って、2時間半で下りました。タクシーが待っててくれました
地元のすごいタクシーの方がたくさん話をしてくださった。
本当に呼ばれないと来れないみたいだ。天武天皇の御御代、役行者の御御代、弁才天さまが出てくださったみたいだ。
山の神さまにも御礼が言えた。山の神さまは綺麗な女神さま。たくさん愛していただいてる。
そのタクシーの中で、次は、龍泉寺に行くのがいいと伺いました。
本当に楽しかった。
今日という日
今日という日を忘れない。弁才天さまとお話しできた。現れてくれた。
「失敗の分だけ強くなれる。」