KISNA

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一昨日はなんとしたことか、突然インド映画『KISNA』を見はじめてしまった。
今年1月、帰国直前にデリーの映画館で見て、帰ってから渋谷のエルスールでDVD見つけて購入。そのまま寝かすこと半年(笑)

KISNA、やっぱいい映画や~。
ビベークオベロイかっこいいし、イーシャの踊り凄まじく美しいし、キャスリーン役のアントニア反則すれすれに綺麗だし、主人公笛吹きだし、遺作になったアムリーシュ・プリー迫力満点だし、オーム・プリーおもろいし、ダイナミックな風景にカメラワーク素晴らしいし、その風景バックにながれるラシッド・カーンの歌声たるやもう。鳥肌立ちまくり。
あ、あとススミタ。何度見ても相変わらずやっぱり凛々しくて美しかった。 


追記。

2005年1月インド滞在時、ポスターの笛に目が止まり、「これは絶対バーンスリーの映画だ見に行かねばならぬ!」と上映情報調べて駆け回り、帰国直前にようやく観ることができた映画。新聞で情報調べて行った筈なのに何故か上映されてなかったり、リパブリックデーで映画館がお休みだったり、映画館にたどりつけなかったり、着いたは良いけど手荷物持ってたら入館できなかったり(上映中の映画をそのまま録画して海賊盤として販売するのを防ぐため?)、とかくインドはままならぬ。手荷物禁止の映画館の前には、上映中に手荷物を預かってくれる手荷物預かり屋がたむろしてる訳だが、カメラとかいろいろ入ったバッグをそんな誰だかわからんヤツには預けられないし。

ヒロインがヒンディー語ペラペラの英国人というのもインド映画にしては異色。ストーリーや背景は、ヒンディー語やバガバットギーターを知らないとわかりにくいところも確かにあるけど、そこをすっ飛ばして見ても充分面白い感動大作だった。何より音楽がいい。あの笛の旋律。そして渓谷に谺するラシッド・カーンのRaga Sohiniの歌声。また見たくなってきた(2020.8.10)

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