キタヒトバvo.l3 開催レポート
こんにちは!
北海道ヒト大学の高木です。
3月9日に「キタヒトバvol.3〜はじめましての会 オンラインver〜」を開催しました。
コロナで不安な情報が絶えず流れ続けているこの状況の中、対話の場を作ることは断念せざるを得ないのか、北海道ヒト大学としてどのような活動ができるのか考えた結果、オンラインで実験的にでもやってみよう!という結論になりました。
改めて「キタヒトバ」というイベントに込める思いを記載します。
”キタヒトバ”には、キタヒト(来た人、北の人)が集まるバ(場、bar)というメッセージがあり、札幌でこれからのきっかけを探している大学生の交流する場になってほしいと名付けた大学生限定のコミュニティです。
「何か熱中できるものに出会いたい!大学在学中に色々な経験をしたい!
仲間を見つけたい! でも、やり方、出会い方がわからない。。」
と思ってるヒト達がゆるやかに交流する安心・安全な場になることを願っています。
リアルな場作りでさえ、初対面の人同士の対話というのはハードルが高いことだけど、それがオンラインになるとどうなってしまうのか、、
という不安と期待を抱きつつ開催したイベント。
特にオンラインでイベント行うことの懸念点としてあったのは以下のポイントです。
①オンラインでは同時に複数の人が話すと音声が重なって言葉がわからなくなってしまうため、1人ずつしか話せない。
→自分が話す様子が必ず他の参加者全員に注目されてしまう状況って、プレッシャーを感じてしまう可能性が高い
②相手の表情や雰囲気を掴みづらい(ラグが発生する時もしばしば)ので、会話のテンポを作るのが難しい
→こればかりはどうしようもないので、逆にここを補填できるオンラインの強みって何かないだろうか。
③リアルなイベントで生まれる偶発的な会話のテーマが生まれづらい。
→1人対1人のオンラインでの会話でない限り、例えば1人が話した内容に対し「え!僕も同じ大学です!とか、それ面白いですよね!」みたいな相槌からまた次の会話が生まれていくようなことが起こりづらい空気がどことなく流れてしまう気がしていた。
(他の人が置き去りになる様子が目に見えてわかってしまうため)
イベントのリアルな想定をしつつ、このような懸念点を挙げていった結果、組んだスケジュールはざっくりとこんな感じです。
グループワークのトークテーマは2つ。
Ⅰ. 将来やりたいこと(大学在学中・卒業後)は?ざっくりと
Ⅱ . あなたが幸せと感じる瞬間は?
です。
グループワークでは運営メンバーを含め8人の学生を4人×2チームにわけ、zoomのブレイクアウトルームという機能(それぞれのチームがオンライン上の別の部屋で会話できる機能)を使って対話をしました。
(運営側が誰をどのグループの部屋に入ってもらうかも選択できるし、ランダムでチーム分け+部屋分けもできるこの機能。便利...!)
僕たちが思っていた以上に、オンラインでも会話は生まれることがわかったし、雰囲気としても同世代というおかげもあって時間の経過と共に、オフラインのようにゆるくはなっていくんだと感じました。
今回はvol.1以上に出身地も学部もバラバラで、
関西出身、東北出身、道南出身、と色々な出身地の同世代が集まりました。
札幌出身(北海道出身)の学生がほとんどの大学に通っている僕としては、こういう場がないと知り合うことがなかった人たちの話を聞く、知り合えるというのはすごく貴重な場だな、と我ながら思ってしまいました。笑
そして、今回のイベントもそうですが、最近多くの方と出会う中ですごく感じるのは、自分が思ってた以上に住む土地によって価値観が大きく変わることは少ないんだ(日本は)、ということです。
関西出身だから。東北出身だから。とか関係なく、やっぱり同世代として意見や見えている景色が似ている。
もっと言うと、感覚が共有しやすいんだなって感じています。
と同時に、だからこそ同世代限定、大学生限定のコミュニティにすることには意味があるとも感じました。
反省点もあるし、オンラインの運営上での工夫できる点などはまだまだ多くありますが、
距離や何らかの壁に阻まれて出会うことができなかった人たちが、自ら望めば出会うべくして多くの人に出会うことができる。
そんなきっかけとなるポジションを「キタヒトバ」として担っていきたいと思いました。
最後に...
アイスブレイクの引き出しが絶望的に少ないので、道具を必要としないアイスブレイクをご存知の方、経験したことがある方、アドバイスいただきたいです、、!!
お願いします!!!!!🙇♂️