ありがとうポポロ
今週は安産でした。
なぜならばこんな記事が…
ティーンの頃、超老舗のMyojoと同じく、とても楽しみにしていたポポロ。
友人と互い違いに買って大量に記事を交換した思い出が蘇る。捨てた記憶もないんだけど、あの子達はどこへ行ったのだろう…。
話をポポロに戻す。ポポロは、サイズも残り3誌(Wink Up・POTATO・DUeT)より大きく、見やすかった。たしか他の雑誌には0.1%存在した女の子のアイドルやジャニーズ以外の男性タレントは載ってなかったと記憶している。そしてポポロには私が読んでいた頃、月替りで30代後半〜40手前ぐらいのSMAPのメンバーが出ていた記憶がある。彼らは一介のアイドルという枠を超えて日本を代表するトップアーティスト。だが、記事はしっかり対象に合わせた読みやすい内容だった記憶がある。やはり、ポポロはとくにジャニーズと結びつきが強かったのではないか。そしそのジャニーズにはあれだけ大きな事があった。まさにかの事務所のメディアコントロールの最たる例がこの手の雑誌のはず。そして紙媒体の現状及び将来性を鑑みれば、仕方ない。
そういえばアイドル誌の内容を揶揄した言葉で私は「提灯記事」という言葉を中学生の頃に覚えた気がする。アイドルという営みはすべからく「商品としてのアイドル」なのだからよく考えれば当然のこと。そこに、例えばジャーナリズムのように真実が宿ることはないし、宿る必要もない。その提灯が精巧であることが大切なのだ。この手の雑誌は近況から、撮影現場でのエピソードまで、恋愛観までファンが知りたい、聞いて楽しい内容を網羅している。例えば、中学生のころ自分が東野圭吾さんの『白夜行』を読んでいた時期に、山Pも読んでいることがMyojoに書いてあり、オッ!と思った記憶がある。あと、恋愛に関するインタビューで
「自分から告白は頑張るけど無理かも」と
いう知念侑李のコメントを見て「へー!男の子でもそう思う子がいるんだぁ」と思ったり。(さっき書いたように、特に恋愛の記事になど、真実は宿っていないのだが、当時の私は文字だけ見てウットリ楽しんでいたのだ)アイドル誌の楽しさとはそういうものだ。そういう楽しさが、ちょっとした日々の支えになる。
私は偶々アイドルが好きだったけれど
アニメやお笑い、映画や小説、バンドなどなど
「日々の支え」は人それぞれだろう。
私は、ポップカルチャーの神髄はそこだと信じて生きてきた。これからもそれは変わらない。
そのためのツールのひとつが途絶えたのは少し寂しい、がSNSやらYouTubやら推しを楽しむ
手段も私が中学生の頃から格段に増えた。
ことも、休刊に至った一因のひとつかもしれない。そんなことを思いつつ、もう私が買っていた頃と大きく顔ぶれが変わってしまったポポロを帰りに買って帰ろう。
(ちなみにSnow Manは舘様みたいです🌹
それぐらいしかわかる人がいない説…
そして同じことを考えてる人が沢山いて買えなかったりして…)
★2024 9/13若干修正…
もっと深く考えて書きます🤦♀️