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「終りに見た街」のこと

先週土曜日に「終りに見た街」が放送された。大好きな山田太一さん原作に、クドカンが脚本という事態にもう解禁になったときから ワクワクしてしまった。 もちろん、どういうお話かはうっすら分かりつつも「宮藤官九郎脚本」にどうしても 戦争物を見る厳かで不安な気持ちより 楽しみが先に立ってしまったのである。 冒頭現代パートの、勝地涼さん演じるPのキャラ造形も本当に面白かった。 (これは彼らがタイムスリップしてからも、大オチでも関係ありましたね。) 昭和19年にタイムスリップしてからの 「

    • 「ずっと」はない

      「海のはじまり」の主演・プロデューサー・主題歌作詞作曲の3人の「ボクらの時代」は 2週とも、いろんな意味で印象深い回だった。 特に後半は、あの目黒蓮が結婚にまつわる発言をしたこともネットでたくさん記事になっている。(個人としては、ここにずーっと書き記していたことの確信を深めました。推し活のこと書いてる投稿、是非読んでください。) 結婚に並んで目黒さんが言っていたワードが 自分の中で響いたので今回はその事を。 さて今回の表題「ずっとはない」は、目黒さんが番組中、仰ってた言葉

      • 変わらぬものと変わったもの。

        今夜は『新宿野戦病院』の最終回。 『ふてほど』→『季節のない街』→『新宿野戦病院』そして山田太一原作を宮藤が脚本化した『終りに見た街』と今年のクドカンイヤーについてはいずれ記す。今回触れたいのは『新宿野戦病院』の主題歌を手掛けたサザンオールスターズのこと。 今年の6月、サザンは何と46回目のお誕生日を迎えた。そして昨年も今年も、新曲を複数曲出している。46年前というと還暦手前のうちの両親が中学生の頃。サザンファンの一番のボリューム層は、我が両親の世代ではないかと思う。(つく

        • Who's ur mentor??〜人生のお手本と合せ鏡〜

          昔々TOEICの勉強で知ったこの概念。 mentor(=優れた指導者、助言者、信頼の置ける相談相手)。新入社員の専属メンター、てきな話だったと思う。相談する人はmentee。 (employeeと同じですね。) ということで今週は誰をメンターにして 何を感じたか、を少し。 他者って本当に自分の合せ鏡というか 他者を通じて人間は自己理解をしていくんだなぁ、、と至極当然のことを今更ながら最近良く感じるので。身近な家族や友人だけでなく、よく見聞きする芸能人だって自分にとっては近くは

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          大学のこと。

          学生時代の思い出ではなく、学歴について普段感じていることを。うちの両親は、そこそこの難関私大のとあるサークルで出会い結婚した。(私はちなみにその大学に、見事に落ちました。) わりかし卒業生の愛校心も強い校風で、小学生の時、ホームカミングデーに連れて行かれたこともある。だから私は子供の頃、自分もこの大学に通うと信じて疑っていなかった。高校の時もオープンキャンパスに行って、入れるように頑張ろう!と思っていた。どんだけ狭い世界でモノを見て、そして現実が客観視できていなかったんでしょ

          大学のこと。

          隠しきれないこの気持ち

          先日Xを見ていたら大好きな朝ドラ『オードリー』の脚本家、大石静さんの人生相談(恋愛論)がタイムラインに。それを見た、恋愛経験ほぼゼロの私はなぜかコンプレックスを刺激され、胸が疼く感じを覚えた。そして至急考えを整理しなきゃ!!という思いに囚われた。もっと自分を知るため、そして今後の人生のために。で、頼まれてもいないのに、私なりの答えを書いてみた。(暇人) ので続きをどうぞ!相談はこれ。 「自分が損をする恋愛はしたくない」というのは、ご尤も。クズっぽい相手にのめり込んでいる人に

          隠しきれないこの気持ち

          例のシチュエーション

          今回はまりなとユイトの母、幸さんのお話。 (みんな、まりなのこと忘れてたでしょ?ちょっと久しぶりにご登場願いました笑ネタ切れというより、また過去周りでぽろっと書こうと思うことが出てきたので) まりなが小4で、ユイトが保育園に通っていた頃、幸は学生時代からの親友咲子と典子と旅行をすることになった。夫の照も大学のサークルが同じなので、咲子と典子とは親しい。ちなみに典子には、まりなとひとつ違いの娘のサツキがいる。お互いの出産後も家族ぐるみでの付き合いが続いており、子供を置いてたま

          例のシチュエーション

          美しい過去と己の矛盾〜再びアイドルのこと〜

          愛しの聖子さまに会った次の週、こんな記事をUPした。 https://note.com/srdkg_sbt/n/na4dc553edaef 「推しは、ひとたび表に出ればあんなに輝いて、自分にとって元気をくれる存在。舞台裏(ホントはどういう人か/プライベート)なんてどうでも良くない?」 と思ったと書いている。(ぜひ読んでくださると嬉しいです!!!) この考えは変わっていないし、アイドルを楽しむ上で大切な考えだと思っている。 過度に入れ込みすぎず、しっかり自分軸の人生を持ちな

          美しい過去と己の矛盾〜再びアイドルのこと〜

          オリンピックイヤーで思い出したこと。

          オリンピック、唯一楽しみにしていた女子バレーが呆気なく終わった。古賀紗理那選手、お疲れ様でした。古賀選手と同世代の私が小学生の頃、唯一スポーツでやりたい!と思ったのが、バレーだった。(私は学年でも有数のチビです) ちょうどその頃、ちゃおでバレー漫画が連載され始め、それに影響された。仲のよかった友達と夢中になっていたっけ。調べたら『スパーク!!ララナギはりけ〜ん』という作品だった。その頃憧れた、私のイメージの全日本は柳本ジャパン。吉原さんがキャプテンで、竹下さんがセッター。成田

          オリンピックイヤーで思い出したこと。

          大好きだからこそ。

          ★現実のエッセイネタが尽きたので 物語にしてみました ティーンの女の子の話。(令和のな)★ いつものように、クラスメイトの優香と帰りの駅で電車を待っていると、優香に彼氏の大介とのエピソードをせがまれる。 「久乃ぉぉぉ、、大ちゃんとはどうなの? 大ちゃんとは。」 「えーーー普通普通。昨日は2人でマックで勉強して物理のわかんないとこをレクチャーしてもらって、私は英語を教えた。そんでね、そのあと大ちゃんを送ったついでに家に誰もいなかったから、玄関先で麦茶とアイスくれて、ついでにワ

          大好きだからこそ。

          ありがとうポポロ

          今週は安産でした。 なぜならばこんな記事が… ティーンの頃、超老舗のMyojoと同じく、とても楽しみにしていたポポロ。 友人と互い違いに買って大量に記事を交換した思い出が蘇る。捨てた記憶もないんだけど、あの子達はどこへ行ったのだろう…。 話をポポロに戻す。ポポロは、サイズも残り3誌(Wink Up・POTATO・DUeT)より大きく、見やすかった。たしか他の雑誌には0.1%存在した女の子のアイドルやジャニーズ以外の男性タレントは載ってなかったと記憶している。そしてポポロには

          ありがとうポポロ

          週1ライター廃業の危機

          さる音楽評論家の方が、ご著書に週1ライターを続けようと書いておられたことに影響され、GW明けあたりから週1更新を目指していた。 が、7/1にコロナになり見事に途切れる始末… 味覚嗅覚を失い、あまりにひどい眠気という 後遺症疑惑まであり なかなかな体験をしました。 治ったのだから週末に書けばよかったものを ネタに詰まり、書いては消しを繰り返しここまで来てしまった。 また自分の中から湧き出てくるもの(あやふや) としっかり向き合い、来週以降はネタをしっかり考えて書いていこうと思い

          週1ライター廃業の危機

          独身女性とエケチェン👶〜20代総括番外編〜

          二十代も終わりに差し掛かり、友達が相次いで出産している。そういうお年頃なのだ。喜び勇んで生まれた赤ちゃんに会いに行った時に、同行の友人や母になった友人に私が言われることランキング1位は「ほんとにMiiは赤ちゃんの扱いに慣れてるんだね!」だ。仕事で幼児と接するわけでもないし、赤ちゃんを育てているわけでもないのに、とても不思議な気持ちになる。そんな私は、保育士になりたかった時期もあったのだが、あまりの手先の不器用さに諦めたのであった。 そういえば、自分が幼児だったときから小さい

          独身女性とエケチェン👶〜20代総括番外編〜

          安全基地〜無償の愛を受け取る場所〜

          物心ついた頃から、父のフキハラに晒されて育った。そんな私の安全基地は両家の祖父母であり、おじおばであった。両家の祖父母にとって私は初孫であり、両親の兄弟は私が生まれた頃独身であった。親戚唯一の子供として、本当に甘やかしてもらい図に乗って好き勝手をしてきた。 具合が悪くなりそうなので、過去の暴挙については割愛したい。が、ともかく家庭に心理的安全性があまりなかった分、祖父母やおじおばは、私にとって大切な安全基地だったのだ。 父方の祖母は、クリスマスと誕生日に毎回両親には買っても

          安全基地〜無償の愛を受け取る場所〜

          推しとの距離感〜幸福な推し活その2〜

          先週の土曜日、松田聖子さんのコンサートに行ってきた。嬉しいことにツアー初日。1曲目のとある曲から、ずーーっと心を鷲掴みにされ、興奮しっぱなしの2時間となった。エネルギッシュで、かつ可愛らしい聖子さんの姿は私たち見る者にとてつもないパワーをくれる。そのことの素晴らしさにしばらくうっとりして、私は脳内である一つの結論を導き出した。「推しは、ひとたび表に出ればあんなに輝いて、自分にとって元気をくれる存在。舞台裏(ホントはどういう人か/プライベート)なんてどうでも良くない?」というこ

          推しとの距離感〜幸福な推し活その2〜

          昭和のテレビ界を駆け抜けた女性たち〜20代のうちに3〜

          私は29歳独身。結婚のチャンスは、なかった。周りの友達は結婚どころかママになる子もチラホラ。私だって、チャンスが有ればそりゃあ結婚したい。と言いつつ、育った環境からして、結婚に大きな夢を持っているわけではない。このままだとおひとり様まっしぐら??と感じる時もある。でもまず恋愛だ結婚だ言う前に、まずは経済的にも社会的にも個人として自立しなきゃね、と思って社会人をやっている。当たり前だが。そんな私が、憧れているテレビ業界のパイオニアたる女性たちへの想いを今回は記すことにする。私が

          昭和のテレビ界を駆け抜けた女性たち〜20代のうちに3〜