有期労働契約で通算5年を超えると、その労働者の方は、無期契約になれる権利を獲得します。
この権利には時効がなく、会社に対していつでも言い出せます。

それは見通しがつかないので、会社では契約期間の上限年数を設定することがあります。3年、とか5年とか。

人手不足の会社では、もしかしたら、あえて上限を決めてないかもしれません。

また、5年のなかにも、1年とか短い契約を繰り返すことが多いのですが、その短い契約ごとに、更新する・しない場合を設定します。

なので「いつまで働けるかわからない」に対しては、契約書、労働条件通知書である程度、確認できるかもしれません。

無期になるべきかどうか

無期契約と正社員は、同じとは限りません。無期になったときの労働条件を確認した方がいいです。
2024年4月からは、5年を超える契約のときに、無期になったときの労働条件を明示することになっています。

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社労士_犬の母◆「そもそも」を考えるのがスキ
ご興味をもっていただいてありがとうございます。法律のお仕事をしていますが、法律だけではなくてもやもやっとすることを言葉にして書こうと思っています。たぶん結局はビジネス分野になると思いますが、働く人にとってはビジネスも人生!ですので、何かしらみなさんの生活のヒントになれば幸いです。