いかに休むかそれが問題だ

適切なペース配分が、良い仕事を生む

どうも、ナザレです。いつもお読みいただき、ありがとうございます!

今日は、仕事をする上でいかに休みを入れていくかについて書いていこうと思います。

(1)労働時間について

突然ですが、皆さんは労働時間に関する法律について、どのくらいご存知ですか?

1日8時間が法定労働時間だということはご存知の方も多いのではないでしょうか。そして、この労働時間の間に休憩時間が設けられており、決められた時間、休憩することになります。

では、1週間ではどうでしょうか。
1週間を通じての法定労働時間は40時間です。
1週間のうち、必ず1日は休日にしないといけません。日本は週休2日が定着しているので、土日休みの方も多いと思います。

ここから、さらに残業が発生したりするのですが、そうなると労働時間は伸びていきます。
その辺りのことは本題ではないので割愛しますが、労働時間に関わる法律は非常に細かいのです。

(2)仕事上のペース配分をどうするか

1日や1週間の労働については休憩や休日が一応定められているので、ある程度仕事を進める上でのペース配分も決めやすいと思います。

これが、半年とか1年とかの長期間になると、皆さんはどうペース配分をしていますか?

仕事というものは、マラソンに近いと思います。
長い長い先のゴールに向けて、ひたすら走っていく。
場合によっては、ゴールがまだ見えないまま走らなければならない時もある。
途中でゴールが変わることもある。
そんな中でも、ひたすら走らなければならない。

なので、ビジネスパーソンには、マラソンを走り切るような体と心の持久力が必要となるはずです。

4月に入社した新入社員の方々は、そろそろ入社2ヶ月が過ぎる頃でしょうか。
何かを始めて2、3ヶ月くらいは肉体的にも精神的にも元気でいられるけれど、4ヶ月以降になると、次第に疲れが出てきます。
疲れが出てきたときには積極的に休むということが必要です。

(3)長期休暇にこだわらない

しかし、日本人はどうも休み方が下手だと言われています。
とはいえ、これには日本の労働環境が影響しているわけなので、一概に日本人に問題があるとは言い切れませんが。

海外では当たり前の長期休暇も、日本で取ろうと思うとそれだけでストレスになります。
長期休暇を取ろうとすると、休むためにさらに働くことになり、休みを迎えた頃には疲労感から遊びに行く気力を無くすといったことが起こり得ます。

なので、そんな大変な思いをしてまで長期休暇を取る必要はないでしょう。
私は、別に2、3日の小旅行でもいいと思っています。
大事なのは、仕事から離れるということだからです。

(4)遠くへ行く

ここでは、旅行などの「出かける」という行為が重要となります。
連休を取って家でゴロゴロするという休み方もありますが、それだと仕事から完全に離れることは難しいでしょう。
日常よく目にするものに囲まれていると、非日常感は出しにくい。
非日常感を味わうことが、仕事から完全に離れることにつながります。
だとしたら、ここは思い切って遠くへ出かけるべきでしょう。

遠くへ行き、そこでリラックスして過ごす。
その過程で、心も体も仕事から解放されていくはずです。
家族との時間も十分に確保できると思います。

遠くに行ったからといって、必死に観光地を巡る必要もありません。
ただ、遠くへ行き、家族と過ごす。
これだけで、ずいぶんリラックスできると思います。

こういった休日を、年に数回、季節の変わり目ごとに過ごすことができれば、
仕事の生産性もきっと上がるでしょう。

走りっぱなしでは、息切れします。
ゴール前で倒れるようでは本末転倒です。

完走を目指すために、あえて休む。
うまく休んで、皆さんにとっての最高のレースにしてください。



いいなと思ったら応援しよう!

ナザレ|社会保険労務士
読んでいただき、ありがとうございました。面白い記事だと思っていただければ嬉しいです。応援として頂いたサポートは、また良質なコンテンツ作成に使わせていただきます。もちろんフォローも大歓迎です!