🟨報酬改定🟨施設入所支援の論点について🤔
施設入所支援(障がい者支援施設)については、報酬改定検討チームでは第37回、第41回、第43回と3度に渡って議論されました。
各論点についてまとめてみたいと思います。
■論点1 地域移行を推進するための取組について(第37回、第41回、第43回)
○ 地域移行に向けた動機付け支援を行った場合の評価について検討。施設外事業所の利用についても同様。
○入所定員を減らした実績等に対して、新加算の検討。
○ 基本報酬の利用定員ごとの報酬設定を、10人ごとに設定することを検討。
○ 施設外の日中活動系サービス利用の意向確認義務化の検討。
○ 条件によっては送迎加算の対象とすることを検討。
○ 障害者支援施設の在り方検討会(仮)の設置の検討。
○ 障害者支援施設の指定基準に、すべての施設入所者に対して、地域生活への移行に関する意向や施設外の日中活動系サービスの利用の意向について確認等に関する規定追加の検討。
■論点2 医療的ケアが必要な者等の受入体制の充実について(第37回)
○ 夜間看護体制加算の見直しを検討。
○ 通院の支援についての対応を検討。
■論点3 障害福祉分野における介護ロボットの活用による加算要件の緩和について(第37回)
○ 見守り機器を導入について、夜勤職員配置体制加算の要件を緩和することを検討。
■論点4 障害者支援施設における悪性腫瘍患者への医療提供体制について(第37回)
○ 末期の悪性腫瘍である場合の医療提供体制についての検討。
かなり端折ってますが、「施設から地域へ」という流れがかなり強まっているように思えます。
「施設入所支援の定員を減らして、短期入所に切り替えろ!」って圧力を非常に感じますが、社会資源がここまで充実してきたことから今後もその流れは続きそうです。