
【実地指導対策】労務監査での指摘トップ10❗
https://www.cfa.go.jp/councils/kigyou-shudou/9dYr40v6/
R5/10/16に開催されました「企業主導型保育事業点検・評価委員会」からになります。
企業主導型保育事業においては、労務監査を全国社会保険労務士連合会に、財務監査を有限責任あずさ監査法人、有限責任監査法人トーマツ、EY新日本有限責任監査法人に委託されて実施されています。
今回の資料は令和4年度の「文書指摘」での結果になります。
比較的軽微な「口頭指摘」は含まれていません。



ちなみに企業主導型保育事業の処遇改善加算等は、新旧の賃金規程の提出が必要で、それらを比較して決定がおります。
(そういった部分は障がい福祉サービスよりも少し厳しいかもしれません。)
しかしながら、私も関わっていますが、実際に労務監査をしてみると、賃金規程によらない恣意的な手当なども見受けられ、適切な賃金計算等がなされていない事業所も多くあり、驚くことも多いです。
「給与規程の支給項目と実際の支給項目(手当)が一致していないまたは手当名称と実態が一致していない。」というのが52.2%っって・・・。
その他、ここに記載されている指摘事項は当然障がい福祉サービスでも不適切という扱いになります。
ちなみに広島県では、社会福祉法人の監査は、公認会計士及び社会保険労務士による専門分野の指導監査を実施されています。
今後はこのような専門家による監査が増えていくのかもしれません。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/867511_8101571_misc.pdf