『就労選択支援』はどこで どのように行うのか?🤔
報酬改定検討チームの資料では、4つの想定がされています。
❶初めて利用する場合 ⇒ 就労選択支援事業所
これはまぁそうなんだろうなとは思います。
しかしながら、近くに事業所がない場合など送迎はどうするのかという問題もでてきます。その他にも、
・外出が難しい方はどうするのか?
・通所に移動支援などは利用できるのか?
・なぜ初めて利用する場合に❹と同じように出来ないのか?
など疑問点は多いですね。
❷就労継続支援を利用している方が就労選択支援を利用希望する場合 ⇒ 就労選択支援事業所
❸就労継続支援を利用している方が就労選択支援を利用希望する場合 ⇒ 就労継続支援事業所等
既に就労系サービスを利用している方については、就労選択支援事業所又は就労継続支援事業所(出張で来てもらう)ということになります。
❸の場合、就労継続支援事業所等では給付費が請求できないように思えるのですが、どうなるんでしょうか?
無償で手伝えということでしょうか?
また、就労選択支援事業所の職員もマンツーマンになりますが、人件費が賄えるんでしょうか?
❹特別支援学校の実習 ⇒ 就労継続支援事業所、就労移行支援事業所等
ここは現在の直B就労アセスメントと同様のようです。
これも就労継続支援事業所、就労移行支援事業所等に暫定支給が出るわけではなさそうなので、給付費とかどうなるんでしょう?
就労選択支援については、情報が少なすぎてわからないのですが、少なくとも『日中系サービス』と『コーディネート系サービス(イメージとしては就労定着支援が近いかも)』の2種類の利用方法が必要だと考えます。
また、
・本人の特性に合うプログラムを網羅的に準備できるものなのか?
・本人が希望しないものについても体験させるのか?(例えばノウフクを希望する方にPC業務など)
・欠席などで就労アセスメントが完結できなかった場合は?
などといった点もどうなるのか疑問があります。
就労選択支援を有機的なものにするためには、事業所間・関係機関間での連携が重要です。
そのためには、関係者への報酬についても考慮いただきたいところですね。