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🟧財政制度分科会❷🟧就労継続支援B型が支援時間+工賃で評価⁉️ R6/11/17投稿


R6/11/13に開催された「財政制度分科会」資料から今回は就労継続支援B型です!



◆就労継続支援B型◆
○ 就労継続支援B型の報酬体系について、次期報酬改定に向けて、利用者の平均利用時間をよりきめ細やかに勘案する報酬体系への見直しを検討すべき。
その際、特に参加型の収支差率が高くなっていることにも留意すべき。


問題を分けて考えると次のような感じでしょうか。


①支援時間が短すぎる事業所がある

就労継続支援B型は1時間でも4時間でも給付費自体は変わらない。

事業所によっては1時間ではなく1日いくらという工賃体系のところもあるようですので、そのあたりが是正されそうです。


②営利法人は支援時間が短い傾向があり、収支差率も高い。

財政制度分科会としては総量規制の根拠にしたいのかもしれません。

ただ、営利法人は歴史的に浅い法人も多く、人件費が抑えられている可能性もあるため、もう少ししっかりと原因を考えないといけないような。


③参加型の報酬見直し

こちらは令和6年度報酬改定ですでに見直されているのに、再度これを言うことに違和感があります。

個人的には「工賃型」「参加型」で分けるのではなく、支援区分4以上の場合などは加算をつけるなどといった対応を求めたいですね。

地方では、比較的事業所数の多いB型で「自立訓練」や「生活介護」になるような利用者の方も受け入れている実情をどのように考えるべきなのでしょうか。



事業所としては、質・量ともしっかりと支援していかなくてはなりませんね。

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