令和4年度障がい者虐待事例への対応状況📝
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189859_00018.html .
R5/12/20に公表されています。
虐待防止の取り組みが進めば、当然表に出てくる件数は多くなりますが、それにしても多すぎですね🤔
特に障がい者福祉施設従事者等による虐待通報が前年3,208 件から4,104 件と28%も増加しています。
実際に虐待があったと判断した件数も前年699件から956件と37%増加。
統計学的に考えれば「通報数の伸び≫判断数の伸び」になるのが一般的なはずなのに・・・。
まだまだ表に出てきていない事案は多そうです(今年あったGHの経済的虐待なんかも次の調査になるはず)。
事業所種別で言えば
1 グループホーム(構成割合26.4%)
2 障がい者支援施設(構成割合22.4%)
3 生活介護(構成割合13.7%)
4 就労継続支援B型(構成割合11.8%)
5 放課後等デイサービス(構成割合9.7%)
となっています。
また、障害者支援区分が高いと構成割合も高くなっており、重度の方が虐待の対象になる傾向が見られます。
令和6年度報酬改定では虐待防止未実施減算が創設されますし、障害者差別解消法改正により令和6年4月1日から合理的配慮の提供が一般の事業者にも義務化されます。
さらに障がい者に対する理解が進み、虐待が起こりにくい社会になっていけばいいんですけどね。。。