「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」第21条に基づく調査報告書
https://www.shugiin.go.jp/.../shiryo/yuusei_houkokusho.htm
本調査報告書は、「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」(平成31年法律第14号)第21条に基づく調査報告書として、令和5年6月19日に衆参両院の厚生労働委員長から衆参両院議長に報告されたものです。
調査報告書は約1400ページにも及びますので、概要やニュース記事をお読みいただくほうが良いかもしれません。
都道府県などに残っていた手術記録は6550人分(厚生労働省提供資料の実施件数24,993件の約26%)で最年少は当時9歳の男女2人だったとのことです。
地方自治体から提供された資料によると、都道府県が独自に優生保護事業を推進していた事例や、申請を促す取組等も見られました(北海道、宮城県、兵庫県など)。
ここまで大きな人権侵害にも関わらず、当時議論がほとんどされてこなかったことについて、非常に強い憤りと失望を抱きます。
このようなことが二度と繰り返されないようにするためにも、社会全体での障がいに対する理解がさらに促進されることを希望いたします。