第55回（2023年）社会保険労務士試験　択一式（労働安全衛生法問８から10）

発信スケジュール（マガジンに載せています）

• 2023/11/12 ⇒　労働基準法　問１から７←「５点」を確保。

• 2023/11/12⇒　労働安全衛生法　問８から10←本日はここです。

• 2023/11/19⇒　労働災害補償法　問1から７

• 2023/11/22 ⇒　雇用保険法　問１から７

• 2023/12/3 ⇒　徴収法　災：問８から10　雇：問８から10

• 2023/12/10⇒　健康保険法　問1から10

• 2023/12/17 ⇒　国民年金法　問1から10

• 2023/12/24 ⇒　厚生年金保険法　問1から10

• 2023/12/31 ⇒　社一　問1から10

• 2024/1/7 ⇒　労一　問１から５

第55回（2023年）社会保険労務士試験の合格基準

択一式問題をとくときのマイルール

1.    設問文の『正しい』『誤っている』『誤っている　or 正しいもの　の数』『組み合わせ』なのか、間違えないように、〇で囲む。

2.    A の選択肢は最初に絶対に読まない。正解の確率が低いから。

3.    選択肢の『文章量が少ない』選択肢から〇×を判断する。判断できないときは、△にする。

4.    文節ごとに、スラッシュをして文節ごとに正誤を判断する。

実況中継（労働安全衛生法問８から10）

問８は、『正解』したい。
①    設問文を、マイルール１（以下、ル１　と記載します。）で「・・・掲げれていないもの」に〇をつけて意識する。言い換えれば、「特定機械」の説明の選択肢が「×」、「特定機械」以外の選択肢が「〇」となる。
②    「Ａ」「Ｂ」「Ｃ」「Ｄ」は基本テキストに記載があり、「特定機械」なので、「×」
③    「Ｅ」は「特定機械」以外なので、「〇」。これが、正解。

問９は、『難問』。
①    設問文を、マイルール１（以下、ル１　と記載します。）で「誤っているもの」を選ぶと〇をつけて意識する。
②    問題文が短く、基本テキストに記載がないので、試験会場で、正解を選ぶのは難しかったのではないか。
③    「Ａ」は金属のアーク作業により、「特定化学物質」で「障害」の危険性があるかもしれないと考えれば、「〇」と判断できるが、非常に難しい。
④    「Ｂ」は「はんだ」を「鉛の物質」と知っていれば、「〇」と判断できる。
⑤    「Ｃ」は「塗装」を「ペンキ」と思い浮かべれば、「有機溶剤」で「中毒」の恐れが判断できるのではないか、「〇」。
⑥    「Ｄ」は、「潜水業務」は、一見すると、「酸素欠乏」する恐れがあると考えてしまいますが、（）書きを精読すると、「酸素欠乏」の危険が少ないことに気づくであろう。「×」、これが正解。
⑦    「フォークリフト」は特別研修が課されることから、「〇」。やはり、正解は、「Ｄ」となるが、正解を選択するのは、至難。

問10は、できれば「正解」したい。
①    設問文を、マイルール１（以下、ル１　と記載します。）で「正しい」ものを選ぶと〇をつけて意識する。
②    ル２　ル３　ル４　で「Ｄ」を解く。基本テキストに記載しているので、「×」。
③    ル３　ル４　で「Ｅ」⇒「Ｃ」を解く。基本テキストに記載しているので、「×」。
④    ル３　ル４　で「Ａ」を解く。基本テキストに記載しているので、「〇」。
⑤    ル３　ル４　で「Ｂ」を解く。基本テキストに記載しているので、「×」。やはり、正解は、「Ａ」である。

まとめると、

問８　⇒　〇
問９　⇒　難問
問10　⇒　〇

労働安全衛生法は、『２点』を確保できると分析しました。例年よりも得点しやすい印象。
通常、労働基準法では足切りラインの「４点」以上を確保し、労働安全衛生法で1点確保すれば十分である。

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