最後のびわ湖マラソンで、鈴木選手が2時間4分台の日本最高記録

 驚きの2時間4分台の日本最高記録が出た。出したのは鈴木健吾選手(富士通)。なんと15人が2時間7分台以内で走り切った。日本のマラソンのレベルを押し上げる大会となった。気候条件が良かったとはいえ、2時間5分を切るタイムには恐れ入った。

 琵琶湖毎日マラソンは、今年で最後となる。来年からは大阪マラソンに統合されるという。78回を数える歴史ある大会であるが、第58回大会以降、外国人が優勝者ばかりが名を連ねていたので、日本人の優勝も久々である。もちろん、東京オリンピック代表者よりも早いタイムである。大きな拍手を贈りたい。

 それでも、世界はもっとすごい。世界歴代10傑に入るには、2時間3分余りで走らねばならない。ようやく、世界に近づいたというレベルでしかないということだ。世界最高記録は、2時間1分台だから、普通の大人がダッシュしてようやくついていける速さだ。いや、ついていけないだろう。

 私も、フルマラソンを13回走った経験があるが、最高記録は3時間41分程度。3時間30分を切るには、日々の努力が欠かせない。サブスリーは、本格的な練習をしていないと出るものではない。2時間30分を切っているトップランナーの方々は超人としかいいよいうがない。彼らを見ていると、いつかまた、走れるようになりたいと思ってしまう。



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