3月下旬からマイナンバーカードが健康保険証代わりに

 厚労省は、29日に、3月下旬からマイナンバーカードを健康保険証代わりに利用できるようになる見込みであることを発表した。3月上旬から試験運用を行うため、参加する病院や診療所の募集も開始している。

 マイナンバーカードを保険証代わりに使用するためには、まず、患者側がマイナンバーカードを取得する必要がある。一方、医療機関は顔認証機能付きのカードリーダーの設置など、受入の準備が必要となってくる。

 患者側の必要とされるマイナンバーカードの取得率はいかほどだろうか。マイナポイントの付与で伸びたとはいえ、半数程度の取得率にとどまっているのではなかろうか。特に高齢の方々は、役所への手続もままならない。

 一方の、医療機関等のカードリーダーの申込数は25%にとどまっているという。これでは、急速な普及は難しい。厚労省は試験運用で課題を見つけて、スムーズな運用開始につなげたいとしているが、マイナンバーカードの普及を図っていかなければ恩恵を受けにくい。

 とりあえず、私はマイナンバーカードを持っているので、どのような仕組みか3月になったら試してみよう。でも、その頃に、近くにカードリーダーを備えた医療機関がどれほどあるのだろうか?

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深山幽谷華自紅
貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。