橋田壽賀子さんもリンパ腫で逝ってしまった。

 このところ、著名人の逝去報道が多い。しかも、「がん」で亡くなるケースが多くみられる。昨日は、池江さんの奇跡的な復活で勇気をもらったが、橋田壽賀子さんの逝去は惜しい。95歳という天寿かもしれないが、まだまだ元気そうに拝見していた。

 我々の世代は、なんといっても連続ドラマ「おしん」の衝撃は忘れられない。東南アジア諸国でも人気の高いドラマだ。「渡る世間は鬼ばかり」もロングランで、日本の家族の人間模様を映し出す名ドラマだ。あの、才能はどこからくるのだろうかといつも思っていた。

 急性リンパ腫が死因とのこと、同じ血液がんの多発性骨髄腫の点滴治療中に、テレビの速報に流れたので、看護師さんとひととき話し込んでしまった。日本人は「2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる」と言われる。死因ががんであることは、別に珍しくもなくなってきた。

 95歳という高齢で急性の血液がんであったため、発見が難しかったのかもしれない。血液がんのなかでもリンパ腫は発見しにくいと言われる。2月から治療を開始したと報じられている。長い間苦しまず、逝ってしまったのであれば、幸いだったかもしれない。冥福をお祈りしたい。

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深山幽谷華自紅
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