小川福岡県知事、肺腺がんで辞任意向
福岡県は9日の会見で、入院している小川知事が、原発性肺腺がんと診断されたことを明らかにした。小川知事は1月20日から、九州大学病院に入院していたが、今月12日から公務に復帰する意向を示していた。しかし、知事の職務代行の服部副知事が臨時会見を開き、病状を説明した。
小川知事の入院期間は未定であり、服部副知事は、3月31日まで職務を代行することになった。3月は県議会が開会されるが、副知事が質問に対する答弁にあたることになる。
「肺がん」は、肺を構成する組織から発生した癌の総称である。 そのうち、「原発性肺がん」(いわゆる肺がん)は、気管支や肺実質の上皮から発生した「がん」だそうだ。 さらに「腺がん」は、末梢の肺野に発生しやすい。喫煙との関連性は比較的薄くて、女性にも多く、非喫煙者にも多数発生するとされている。肺がんの中で最も多い組織型であり約40%を占め、増加傾向にあるとのこと。
肺腺がんは、非常に早い時期に見つかれば、治る可能性もあるとされている。小川知事は、昨年12月にも、肺炎の疑いで1週間検査入院していた。その際に、発見できなかったのであろうか?
仕事と治療の両立を目指している私にとって、ちょっと気になる辞任の意思である。激務の知事が、がんを患うとやはり仕事との両立は難しくなるのだろう。年齢も71歳なので、無理はできとのことだろう。ひとまず、治療に専念いただき、快復を祈っている。
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