がん病棟にWiFiの整備をしてみては
入院中に思っていたが、病棟にWiFiが整備されていたら、少し仕事もできたのではないか。また、暇を持て余すこともなく、テレビばっかり見ることもなかったのではないか。
先日、YouTubeで、悪性リンパ腫に罹患し快復した笠井アナウンサーの司会進行による「コロナ禍におけるがんとの共生を考える」セミナーを拝見した。その中で、笠井氏もがん病棟へのWiFi整備の運動をしているそうだ。WiFiを病棟の患者に開放している病院は、1割程度しかないそうだ。
確かに、不安ながん治療の中で、インターネットで情報収集すれば、マイナス面ばかりを見てしまうことになるかも知れない。入院中も、看護師さんは、あんまりネットを見て調べない方がいいですよ、と助言していた。主治医もネットに載っている情報は数年前の情報が多く、治療は日進月歩で進んできているとも言っていた。
しかし、いまやスマホを持ち込んでいるから、結局、みんなネットを見ている。WiFiがあれば、小型のモバイルノートPCを持ち込み、ベット周りでちょっとした作業ができる。Zoomを使って家族と交信もできる。コミュニケーションの可能性が広がりそうだ。
医療機器との兼ね合いもあるのかもしれない。ならば、食堂や交流スペースにWiFiを整備し、自由に使えるようにするということも考えられないか?コロナ禍の中、孤独な病棟での生活は、長期化するとストレスになりかねない。一考の価値があると思うのだが・・・。
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