佐野史郎さんも、私と同じ多発性骨髄腫とは・・・
佐野史郎さんの役が別の人に急に代わっていたと妻は教えてくれた。腎臓が悪いとのことだったが、実際は、多発性骨髄腫だった。10日に公表された。ドラマの降板が今年の春だったのだから、もう、半年以上も治療を続けていることだろう。
この報道が流れて、「多発性骨髄腫」が注目を浴びているようだ。おかげで、病気の詳しい解説が記事になっている。その中で、改めて感じるのは、5年生存率が50%ということ。私の場合には、治療を始めてから1年半になるが、疑いを指摘されてから6年が経過している。この報道を機に振り返って考えてしまった。
10日放送の「徹子の部屋」で、自身の病状を公表したそうだが、これから、造血細胞の移植をすることにしているようで、抗がん剤の集中投与が行われることだろう。免疫力も落ちて、相当の期間は、風邪やインフルエンザ、新型コロナへの感染に気を付けながら生活しなければならまい。そうすると、復帰するには1年程度かかるかも知れない。
佐野史郎さんは、すでに2カ月の入院治療を行い、その間に「敗血症」を患ったとのこと、恐らく死を意識した日々を送ったことだろう。なかなか熱も下がらなかったという。私も、3月ほどの入院中には、熱が下がらず倦怠感が続いた。そういうときは、「来月は、来年は、生きているだろうか・・・」という思いが頭を駆け巡っていた。
もう、番組に出演できるようになっているということは、かなり改善して、体力も戻り、移植ができる状態に近づいていることだろう。移植がうまくいき、再び、佐野史郎さんのドラマでの奇怪な演出を見てみたい。
それにしても、このところ、著名人のがん罹患の報道が増えてきたように思う。
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