4月からは非常勤職員として働くことに
いよいよ退職の日が迫ってきた。あと、10日で年度末だ。大学を卒業して38年間、公私ともにさまざまなトラブルがあったが、なんとか引きずることなく終えそうだだったのだが、多発性骨髄腫の発症と治療で、最後の年である今年度は、波乱の1年間だった。
夏場に入院治療を始めたことで、ほぼ寝たきりの2か月半を過ごした。ニュースは、来る日も来る日も新型コロナと大水害。多くの命が失われていくなかで、運命と生命を考えさせられた。なんとか、退院し職場に復帰できたことは、本当に幸いだった。おそらく、ステージ3のレベルであったので、余命は5年程度か。
目下、抗がん剤の副作用の味覚障害が悩みであるが、普通に生活できている。まだまだ生きていきたい。今は75歳を目標にして生活設計をすることにしている。職場も一旦退職にはなるが、再就職として非常勤職員として働くこととなった。4月からは新しい仕事となるので、かえって忙しくなりそうだ。
もう「老後」という言葉もなくなりつつあるそうな。働ける人はいつまでも働く時代。年金は65歳にならないと満額支給されないし、一般的な定年の60歳から65歳までは働かねば収入がない。当然、正規職員の間の給料よりは大きく減額された額の給料となるのだが、それは致し方ない。
それも見越して、社会保険労務士などの資格を取得し、独立を視野に入れていたのだが・・・。あいにくの多発性骨髄腫の発症。いまの状態で独立はリスクが大きいと思い、職場に雇用を願い出た次第だ。人の運命は分からんものだ。
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