趣味の話

読書、お絵かき、文字書き、写真、音楽、ゲーム、ライブ、裁縫、刺繍、編み物、プラモ、ドール、コスプレ、紅茶、お菓子作り、競馬、旅行、散歩、占い、謎解き……

しめて20個。今私が認識していて言語にできる趣味はこれだけある。ちなみに1.5ヶ月後くらいにここに「バイク」が入る予定だ。

裁縫と刺繍と編み物は「手芸」でくくっていい気もするし、お絵描き文字書きは「創作活動」にまとめてもいい気がするが、私の中で使用するツールが異なる場合別のものとして認識されてしまうのでこうなった。

ちなみにかじったけど会得できなかったと認識したものは入っていない。動画編集とか作曲とか。気が向いたらまた挑戦したいけれども。


趣味が多い事には明確な理由がふたつある。能動的な理由と、受動的な理由だ。

前者は「持てる手札を増やしておきたい」という思考である。

私は興味を持って「やりたい」と思ったら軽率に道具を揃えて軽率に先人たちの真似をする。この時、例えば教室に通うようなことは行わない。大体ネットで調べて情報を集め、書籍をいくつか購入して裏付けをとる。

(おかげで私の本棚は脈絡がないことになっている訳だが)

大体の動機は「こういうのが作りたい」だとか「超かっこいいから真似したい」だとかそういう程度なのだけど。

手札の話に戻るが、私は「選択肢」を重要視する傾向にある。プランはDまで用意しておいて、状況によって最適なものを選びたい。

だから、いろんなものの知識をかじって、頭の中に蓄えている。趣味が増える理由のひとつはそういう思考から成っている。

ふたつめ、受動的な理由について。これは割と単純だ。完全に母の影響なのだから。

私の母の両親、私の祖父母は結構厳しい人だったらしい。母はやりたいことがあってもほぼ全て祖父母に禁じられたのだとか。

その話を思春期くらいから耳にたこができるくらい聞いた。

加えて母は、祖父母の真似をしなかった。私がやりたいことを禁じることはあんまり無かった、多分、自覚してる限りでは。

やりたいことをやらないでいると母のように後悔しまくることになるという事を学習して、私はあれもこれも手を出すようになった訳である。

私は趣味に対して真摯でいられているのか、正直自信が無い。ただ、増やすにつれて得た感覚や知識は間違いなく右の脇腹の辺りに貯まっているので、無駄なことは無いだろうと自分に言い聞かせている。


結果的に、昨今のコロナ禍においてメンタルをある程度維持できているのは手札を多く持っていたおかげなんだろうなあ、などと。いや、ぶっちゃけ仕事が全くと言っていいほど状況変わらなかったしなんならめっちゃ忙しくなったというのもあるんだろうけどさ。ちくしょう。


どうでもいいけど趣味に「料理」も入れられるようになりたい。なりたいんだけど、どうも私にはハードルが高いようだ。理由は言語化出来ないけれど。

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