AIの時代、管理職は何ができるか
自分で自分の機嫌をとれる人
自分で自分のモチベーションを保てる人
周りの人に元気やモチベーションを与えられる人
私の理想です。
こういう人間になりたい。
私が1番憧れている人は、大学時代の教授。
理想っていうほど教授のことを良く知らないし、
尊敬というにはなんとなく違うし、ちょっとおこがましくて、
憧れっていうのが1番しっくりくる表現かな。
その教授は、強くて怖い
いつだって自分の意見をはっきりと持っていて、相手が誰だろうとそれを言う
だから、褒められるとすごく嬉しいし、いざというときは守ってくれる
今の職場を紹介してくれたのも、この教授。
コネとかそういうんじゃないけど、私が今働いているのは業界は狭い世界だから、そういう繋がりが大事なんです。
無事に今の職場に就職できたのも、こうやって管理職の打診をしてもらえているのも、教授のおかげ。
教授が課長に「この子は自信を持って推薦できる」って言ってくれたから。
この人が言うなら、っていう信頼。かっこいいよね。
そして何より、その教授と話していると頑張ろうって思える。
モチベーションが上がってくる。
人にモチベーションを与えられる人って、どういう人なんだろう。
まずその人自身にモチベーションがあることは外せないと思う。
モチベーションを保てる人・・・
・未来やその業界に対して希望を持っている、なんなら希望に溢れている
・解像度の高い未来をイメージしている
・自分の意見がはっきりしている
・未来から逆算して、自分が今するべきことが分かっている
・今していることの意義を説明できる
なんか意識高い系みたいなこと言ってる自分にちょっとびっくりしてる。
これは、ホリエモンの本を読んだから、その影響。
希望ってすごくキーワードな気がする。
最近職場で上司から、
正直、この業界はこのままでは必要とされなくなる。
みなさん一人一人がしっかり考えていないと、ただなんとなく、では数年後に僕たちの仕事はなくなります。
厳しいことを言うようですが、そういう状況にあるんです。
ってよく言われる。それも朝っぱらから、朝礼で。
それ聞いても、別にモチベーションは上がらない。
むしろ、なんか変な反抗心が出てきて
逆にその程度の業種ならもう無くなっちゃえばいいんじゃない?変にしがみつくなんてなんかダサいよ?
とか思っちゃう。
先日読んだ本にこんな感じの趣旨のことが書かれていた。
仕事は、したい人がするものになっていくものだ、とまで書いてあった。
すごく、希望をもらった。
みんながみんな、AIに仕事を奪われるって言ってて、正直、辟易していたから。
本当にやりたいこと「だけ」できる。なんて素敵な響きだろう。
目から鱗って感じがした。
確かにその通りだ。
すごく、未来が楽しみになった。
AIにはできなくて、人間にできること
それは「モチベーションを持って働けること」らしい。
何かを実現したいというモチベーション。
未開の地を開いていくのはいつだって人間だ。
それさえ忘れなければ、人間が技術に使われることはない。
管理職なんてそのいい例だと思う。
管理だけするなら、人間よりも機械の方が優れているに決まっている。
ヒューマンエラーほど馬鹿馬鹿しいものはないのだから。
私がこれから管理職になるとして、一番大切にするべきこと、それは部下のモチベーションを保つことなのかもしれない。
職場ではその人の一面しか見られないけど、みんなそれぞれ生活がある。人生がある。
なんかメイクが上手く行かない、仕事で失敗した、お局が怖くて仕方がない、彼氏に振られた、家族と喧嘩した、推しが炎上した、天気が悪い、睡眠不足、2日酔い・・・
そんな時でも、あの人と話すと少し元気になる、仕事を頑張ってやるかという気持ちになる。
そういう上司になりたい。
AIが台頭する時代に人間に求められること、それが私の理想の人間像と合致しているなんて、こんなに喜ばしい偶然があるだろうか。
今まで、モチベーションがある人間は自分自身でそのモチベーションを作り出していると思ってた。
でも、それはきっと幻想で、その人もきっと誰かから、モチベーションをもらってるんだと思う。
そう考えると、私だってモチベーションの循環に、少し加わるくらいのことはできるかも。
自分がモチベーションを上げられる「なにか」を見つけること、
そのなにかは人かもしれないし、ものかもしれないし、行動かもしれない。
なんでもいい。
その「なにか」からモチベーションを少し分けてもらって、次の誰かに少しお裾分けすること。
これができる人間になりたい。
ちなみに、今の私のモチベーションは、読書。とりわけ、未来予想に関すること。
まだまだ知らない世界が広がっている。こんな考え方があるんだなって知ることはワクワクする。
AIに使われないように。
私がAIを使いこなしてやるんだという気持ちで、生きていく。
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