【語り部の経営者たち】 ベルリング 飯野塁社長(1〜4)消防車・救急車業界にひとりで飛び込んだ風雲児
日刊ゲンダイに書きました。
語り部の経営者たち
ベルリング 飯野塁社長(1~4)消防車・救急車業界にひとりで飛び込んだ風雲児
公開日:2022/10/04 06:00 更新日:2022/10/04 06:00
ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/312292
消防車と救急車。どちらも日常的に目にしながら、どんな会社が造っているのか知る人は少ないのではないでしょうか。
消防車は大手1社と中小数社、救急車は大手2社がほぼ独占しています。そんな閉じられた市場に、たったひとりで飛び込んだ男がいます。
「消防士や救命救急士は年々仕事量も責任も増えているのに、車両は何十年も前から同じ。これはおかしいと疑問に思ったのがきっかけです」
飯野塁さんは大学3年生の時に、消防車用部品を製造販売する会社「ベルリング」を設立。現在は部品だけでなく、消防車・救急車そのものの製造にも参入し、業界の風雲児として注目されています。
その経歴をインタビューし、全4回に渡って詳しく紹介する記事です。
詳しくは記事を読んで頂きたいのですが、
思ったのは「親の影響はやっぱりハンパない」ということ。
父は消防士、母は保育園を経営。飯野さんが7歳の時に母親が病気で他界しました。
つまり、母の遺志を継いで経営者になり、扱っているのは父の領域である消防車や救急車。
ここまで見事なハイブリッドケースはそうありませんが、飯野さんはおばあ様の影響も強く受けています(ベルリングのベルは、おばあ様の名前「すず」から取っている)。つまり、家族思いなのでしょう。
最近、アプリとかIT系の事業の取材が多かったので、こういう分かりやすい「モノ」の事業は、なんだかホッとします。
また、昔からあるがゆえに見逃している「有望市場」は、他にもあるかもしれませんね。
ぜひお読みください。
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〆