6軒目 MALT HOUSE
10年前、一週間滞在したフィナンシャルディストリクトである。なんか死ぬほど(月1万通い放題)安いけどそこそこ良い英語の学校のトライアルで来る。
さて置き、
10年前に居たとは言えどもはや知らない街。
何と無しにバーを探す自分が居る。
道端に発見したのは、MALTHOUSE。
どうせ、マンハッタンですから、お高い感じでチャラチャラしてるんでしょう?なんて穿った目で入る。
おやおや?なんか良い感じ。
先ずはハウスビールをオーダー。
モルツハウスアンバーエールである。
さっぱりのー美味いではないか?!
堪能して居ると、同じくバーカウンターに座って居るランチブレイクらしいニイちゃん達に話しかけられた。彼らは元同僚だとの事。一通り浅い自己紹介が済んだ頃、
次呑むならコレ、飲みなよ。と勧められたのがケンタッキーバーボンエール。
最初はスタウト(黒ビール)だ。
私はコーヒーが苦手でスタウトは呑めない。
キャヌアイテイスト?
Can I taste xxx?
と言って、から試すもやはり呑めない。ムーリーと告げる。
「実はーエールもあるんだなコレが」
とバーテンダー。
とても強いが絶妙なバランスのバーボンエールが出てきた。@バーボンとビールのハーモニー
こんなの昼から呑んでたら酔っ払っちゃうなあなんて思って居ると、横のニィーちゃん達が私に言う。
「お前フリーランスだろ」
と。
そうとも言え、そうでも無い。返答しようとするも、彼らは勝手に答えを言った。
「こんな昼から強い酒飲んでる奴、絶対そうだ」
そうだろうよ!
だがな、11度のバーボンエールはお前のおすすめだろうよと喉からでかかったが言わない私は生粋のジャパニーズである。
彼らはランチブレイクが終わったので去る。
バイバイよー。と手を振り、ビールとの対話に戻る。
そろそろ来る水着の季節を見据え、ダイエット中ながらも、ついついフライトチキンを食べてしまう。
今日も楽しい1日の始まりである。
チキン?もちろん美味い。
パクチーレンチとレンチを添えて
※レンチってフレンチドレッシングとタルタルの間みたいな味のソースである。
突然エディが戻ってくる(隣のにいちゃんの1人)。え?どうしたの?
特に用もなさそうだ。
たわいない話をし、彼は職場へと戻って行った。
何だったのさ。
さて私も動くとしよう。
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