離乳食のおかげで親の食生活も改善した?
そんな気がしたので書いてみました。
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生後11か月の娘に毎日、朝と晩の離乳食を食べさせています。平日の昼は保育園の給食です。
私はかなりズボラな人間で、家事もだいぶ適当。
もともと、夫も私も毎日遅くまで仕事をしていて、自炊の頻度もかなり低く…休日に作るのも、お気に入りの数種類のメニューに偏りがちでした。
子どもが生まれてからは、以前より掃除に気を遣うようになったりと、少しマシになりました。
とはいえ早々に職場復帰したこともあり、離乳食オール手作りは最初から諦め、市販のベビーフードにも頼りながら過ごしています。
そんなこんなで一応離乳食の準備をしているうちに、気付けば私たち大人の食卓事情も改善されてきました。
1.離乳食の栄養バランスを気にしていたら、自然と…
休日には離乳食を作り置きして冷凍庫にストックしています。
「タンパク質○グラム、野菜○グラム…」と量の目安を意識しながら作っていると、栄養バランスの意識が刷り込まれていったようで、ある日「子どものごはんと比べて、自分たちの食事が適当すぎるな…」と気付いてしまったのです。
また、作り置きで足りない分はベビーフードもよく使っています。その多くで、栄養バランスがグラフで表示されています。
「タンパク質が少ないからお豆腐を足そうかな」といったように、調整できるのです!
ベビーフードにも栄養バランスを意識するための仕掛けがなされていて、さらに意識が刷り込まれていくのでした。
2.同じメニューを食べると野菜も摂れる
子どもの食べられる食材もだんだんと増えてきたので、同じメニューを一緒に食べたい、という欲が出てきました。せっかくなら同じものを食べられると嬉しいし、準備も楽なので。
先に述べたように、なんだかんだで子どもの食事の栄養バランスは意識しているので、それと同じメニューだったら、当然大人にとってもある程度バランスのとれた食事になるわけで。
先日はキャベツたっぷりチーズタッカルビを作りました。娘の分はコチュジャンの代わりに普通の赤味噌で、薄味に。
大人の分も、離乳食のバランス感を参考に調整したところ、野菜多めでチーズは控えめのいい感じに仕上がりました。
3.保育園の「食材チェック」で幅広い食材に挑む
とてもお世話になっているベビーフードですが、頼りすぎているとクリアできない課題があります。
それは、保育園の給食のための「食材チェック」。
給食に使われる食材にアレルギーなどの問題がないか、事前に家庭で食べさせてチェックするルールになっています。お世話になっている保育園にご迷惑をおかけするのは忍びないので、きちんとリストを見ながらいろいろな食材のチェックを進めてきました。
にんじんやじゃがいもなどのメジャーどころはベビーフードでも試せますが、とても全てはカバーしきれない。リストを片手にスーパーであれこれ購入し、少量を離乳食にして、残りは大人の食事に使っています。
最近は「かじき」「アスパラ」「えのき・まいたけ・しめじ」などをクリアしました。
それまで「かじき」を買ったことがなかった気がする。ついつい鶏肉か豚肉、魚を買ってもサバか鮭かアジで済ませがち。
食材チェックのおかげで、その日の夕食にはかじきのソテーが登場したのでした。
ものぐさなのでワンプレート。
レタスもにんじんもアスパラも、上に乗っているまいたけも、すべて離乳食の残り(?)。
野菜を食べようと思っても、ついついキャベツやレタス、白菜あたりに依存しがちでした。離乳食のおかげで以前より幅広い食材を購入することになって、それが大人たちの食事の幅も広げてくれました。
こうして、気付けば食卓にはお魚やお野菜が増えました。
娘が喜んで食べるので、にんじんが最頻出です。
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もともと料理自体は嫌いではないので(意識が低すぎるだけ)、離乳食をきっかけに「この食材ってどう調理したらおいしいのかな」と新しいレシピを調べて作ってみることで、レパートリーが増えて楽しいです。
とはいえ休日に少しずつ挑戦しているだけなので、歩みは遅々としていますが。
子どもがもっと大きくなるころには、バリエーションが増えているかな。増やそう!
ありがとう、離乳食。
おしまい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!