【The Last Sunとエリア予選突破】続!アミュレットタイタンすゝめ
反省していくぞ
こんにちは。あめのもと(@squallofcandy)です。
前回に引き続き大会に出たので反省noteを書きました。
知り合いに「できる目標(過程)を立てる」、「反省点は記録する」、「結果が悪かった場合は結果が過程と結びついているか確認、過程自体はちゃんと達成できているかを確認」と言ったことを教わったので今後も反省垂れ流しnoteを続けていきたいものです。
反省点が無いゲームなんて滅多に無いですしね。
The Last Sun予選突破
経緯
そんなわけでまずは10/27に開催されたThe Last Sun2024の予選へ。
もともと本戦には行かないつもりだったため、前回参加時は権利を譲ってプレイマットだけを強奪し、ほくほくとしていました。
その後妻と「クリスマス付近にカードゲームするやついる?いねえよなぁ!」と話していたところ「配信で映ると面白いからもっかい権利取って行ってきて」との命令を受け再出陣。
どうしてこうなった?
リスト
使用デッキは愛機アミュレットタイタン。
仕事が忙しいせいもあり、リストの変更点はサイドのみ。『炎渦竜巻』を増量することでエネルギーへのガードを上げ、『海の先駆け』に対しての対策カードとして『猿術』と『気前の良いエント』を試してみることに。
大会に青単ベルチャーの使用者がいることは知っていたのですが、対策を考える余裕も無く当たらないようにと祈りながら参加しました。
…結果は何とか予選突破(左端)。
ジェスカイエネルギーとのSE最終戦は実質土地1枚という初手を強気にキープして勝利。たくさん1人回しをした成果が少しずつですが出てきているような気がします。
ラスサン反省
今回の反省点としてはコンボ(研磨基地)に負けたところ。
リストが頭に入っていなかったため、メインは過剰に相手のコンボを恐れてしまいました。
結果思うように動けず、『湖に潜む者、エムリー』から出てくる『一つの指輪』、『機能不全ダニ』で時間を稼がれ敗北。
サイド後は『湖に潜む者、エムリー』の効果によって『タッサの神託者』が墓地に落ちたのを見て『ボジューカの沼』を置いたところ『記憶の放逐』が綺麗に当たり、その後コンボに入られて敗北。青1マナ立っていたのできちんとケアするべきでした。
その前のターンにマナ加速のためにバウンスランドを手札に戻さず、戦場に置いたままにしたのもミスでした(一度使用した『ボジューカの沼』を回収できなくなるため)。相手のコンボに必要な『死の国からの脱出』に対して『耐え抜くもの、母聖樹』などを構えてた方が強かったはず。
過剰に恐れるのも焦るのもダメ、ゼッタイ。
そんなわけでラスサン本戦にお邪魔することになりそうです。とりあえずはスタンダードのデッキと東京行き飛行機のチケットを手に入れるところから。
本戦で当たりましたらよろしくお願いいたします。
チャンピオンズカップエリア予選(晴れる屋福岡店)突破
めたよみ
11/6には晴れる屋福岡店にて開催されたチャンピオンズカップエリア予選へ参加しました。
何を使用するにしてもメインからちゃんと調整しようと考え、『有翼の叡智、ナドゥ』禁止後~エリア予選前日の晴れる屋福岡の入賞デッキをまとめました。
ざっくりとまとめたものがこちら。正直サンプル数が少ないため広島、高松くらいまで集計しても良かったかなと思っています。
トップは圧倒的青黒。次いでルビーストームが多いのが特徴的です。エネルギーはボロスとマルドゥに分かれているため、実質的に青黒⇒エネルギー⇒ルビーストームの順にはなりますが、やはりモダホラ3の壁は分厚いということになります。晴れる屋全体のメタゲームと差があるのはエルドラージ系統がやたら少ない所でしょうか。エネルギーとルビーストームの早期に月を置く戦略に押されがちなのかな、くらいに考えていました。
デッキ選択
エリア予選に持ち込もうとしていたデッキ候補は『アミュレットタイタン』、『ぐるぐるロータス』、『レンアンドオムナス』、『ドメインズー』、『エルドラージトロン』でしたが、福岡以外から来る人のことも考えるとやはりエネルギーが多いだろうな、という考えから『アミュレットタイタン』もしくは『ぐるぐるロータス』のコンボ系統を握ることはある程度前から決めていました。
ルビーストーム、ボロスエネルギーから『血染めの月』系統やエルドラージトロンに当たるように『減衰球』が飛んでくることを考えると雀の涙レベルですが対処手段(『耐え抜くもの、母聖樹』、『天上都市、大田原』)がメインからあり、回し慣れているアミュレットタイタンで参加しようと考えました。練度がもう少し上がっていたらぐるぐるロータスを使用していたかもしれません。
デッキリスト
デッキリストは以下の通り。同じじゃないですかと言われそうですが、実は結構変わっています。
変更点①『一つの指輪』増量
闇堕ち。
悪に染まりました。3枚で強いなら4枚あればもっと強いよね、というだけの考えです。サイド後は減量する前提での4枚です。
変更点②『探検』と『邪悪鳴らし』のバランス
前回は『邪悪鳴らし』と『探検』を2枚ずつ採用していましたが、今回は『邪悪鳴らし』をリストラ。
これは青黒などのカウンターをかわしつつ影響力があるカードを早期に盤面に出したいと考えた結果、『精力の護符』が盤面に定着せずとも土地枚数を伸ばすことで『原始のタイタン』の素出しすることを強く意識したのが理由です。
カード単体としては色々と回収できる『邪悪鳴らし』の方が強いのですが、落とし子トークンがマナ加速として少しだけ不安定なのと、墓地に落ちて欲しくないカードがあることを考え今回は不採用としました。『精力の護符』が複数ある、もしくは『睡蓮の原野』が手札にある場合に使用できるマナが純粋に増えるのも利点です。墓地コンボの方にもう少し体重をかける場合は『邪悪鳴らし』の方を採用するつもりです。
変更点③『洞窟探検』×1採用
ぎりぎりまで枚数を迷った枠です。5枚目の『精力の護符』兼5枚目の『探検』として採用。調整中は2枚採用していたのですが、3~4マナ域の争いで『イリーシア木立のドライアド』と『一つの指輪』4枚目と枠を争った結果1枚のみの採用になりました。地味に洞窟が2種類(『ウルザの洞窟』、『残響する深淵』)あるため『ヴェズーヴァ』と絡めるとライフゲインできたりします。沁みます。
『精力の護符』を見てしまうともっと軽くあって欲しいと感じますが、どう考えても前者がぶっ壊れているだけです。ウィザーズの『精力の護符』への反省が垣間見える調整カードです。
変更点④『風景の変容』採用
突然死カードとして採用。『溶鉄の尖峰、ヴァラクート』とタッグを組んで致死量のダメージを与える以外に、『精力の護符』さえあればバウンスランドや『睡蓮の原野』を複数持ってきて爆発的なマナ加速を可能にします。と言うよりこっちが主な使用用途です。
その分マナ計算は異常な難しさになるのでたくさん練習が必要です。本番では1回も引かなかったため使用感は未だによくわかっていません。
サイドボード
墓地対策として新カードの『除霊用掃除機』と『忍耐』を採用しています。ラストサン予選まで使用していた『ボジューカの沼』と『外科的摘出』とそのまま入れ替えた形ですね。
あとは引き続き『炎渦竜巻』3枚でエネルギーへのガードを上げ(1枚紅蓮地獄でよかったかもしれない)、『研磨基地』等に刺さりつつベルチャーへのささやかな抵抗として『攪乱のフルート』を1枚だけ採用しています。ベルチャーに関してはこんなもので何とかなるとは到底思えないため、ファイナルまでに誰かがキラーカードを見つけ出してくれることを祈っています。本当にお願いします。
結果
当日の結果は以下の通り。
R1:リビングエンド(p) ×〇×
R2:エルドラージランプ(赤緑)(d) 〇〇
R3:アミュレットタイタン(p) 〇×〇
R4:ボロスエネルギー(d) 〇×〇
R5:研磨基地(d) 〇×〇
R6:ホロウワン(ID)
最後にIDして4-1-1で7位抜け。
MTG初めて3年目でようやく初ファイナルへ。涙が出そうなほど嬉しかったです。
…終わってから気づいたけど今回青黒と1回も当たってないじゃん。
メタ読みとはいったい…うごご…。
エリア反省
当たり運はともかくとして今回の一番の反省点は「墓地対策が適当すぎた」ということです。
『ウルザの物語』から持ってこれて小回りの利く『除霊用掃除機』はよかったのですが、大規模な墓地掃除枠としては『忍耐』ではなく『ボジューカの沼』を採用すべきでした。
今回のリストは『召喚士の契約』が2枚と少なく、インスタントタイミングで『忍耐』を持ってくることができません。また『忍耐』は『ボジューカの沼』と異なりバウンスランド等で使いまわすこともできません。さらに想起コストとして緑のカードを追放すると負けはしないものの勝ちからはどんどん遠ざかります。追放して困らないものは『樹上の草食獣』か『探検』くらいしかありません。
さらに『原始のタイタン』の素出しを意識して調整しているということは墓地を利用した無限コンボを強く狙うのではなく、1体のタイタンで殴りながら土地の枚数を増やしつつ妨害などを挟み、マウントを取り続ける戦いがあることを想定するべきなのですが、今回は相手が墓地を使うデッキだとそれができなくなっていました。
よりによって初戦に当たったリビングエンド相手に影響が顕著に出ています。素出しのタイタンが通って殴ったのにも関わらず、楽にならないのは間違いなく『ボジューカの沼』が無いためでした。その後案の定『死せる生』を連打されて敗北しています。
影響は少なかったですが、研磨基地とも当たっているため『ボジューカの沼』さえあればもっと楽に戦えたはずです。
御霊シュート等に当たらなかったのはラッキーとしか言えません。当たったら間違いなく死んでいました。青黒相手にはサイド後に『ウルザの物語』を抜くことがあるため、雑にサイドインできる土地としても必要でした。
メインデッキの反省点としては『交錯する巨躯』を抜くべきだったという点が挙げられます。
基本的にはエルドラージトロンなどの大型デッキにマウントを取られた時に逆転狙いで出すのですが、早いコンボには間に合わず、青黒のようなカウンターが多いデッキには通りにくいためサイドアウトすることが多くなります。今回はエルドラージトロンは少なく、いてもランプかストンピィ、繁殖鱗コンボだと考えていたのでデカブツ枠としては過剰でした。
即死枠として『風景の変容』を採用していることもあり、抜いたパターンを1人回しするなどして練習しておくべきでした。
反省をまとめると『メタ読み⇒メインデッキの構築』まではよかったのですが、サイドや自由枠の選択が甘く、若干ちぐはぐしたデッキになってしまったということになります。有利デッキに2本さっさと取って勝ちきれないあたりにも表れていると思います。精進します。
そんなわけでチャンピオンズカップ本戦にもお邪魔します。
本戦で当たりましたらよろしくお願いいたします。幕張の檻の中でアミュレットタイタンと握手!
今後の目標
ラスサン、ファイナルどっちも2日目残りたいので、毎日2時間はスタンダードの練習を取りたいところです。モダンは練習が難しいフォーマットなので適当な店舗大会に参加して調整していきたいところ。
1ターン目に『精力の護符』を置いても嫌そうな顔しないでください。対戦よろしくお願いします。