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【ま】鍼灸院で使える可能性のある補助金・助成金

こんにちは、元うつ病鍼灸師なまなです。

自分で治療院をされている方は、思ってもいなかった出費があったのではないでしょうか。実は鍼灸院経営の中で、返さなくても貰える補助金、助成金というのがあるのはご存知でしょうか?

補助金とは...国の政策目標に合った事業をされてる方の達成のために交付されます。事業計画書やプレゼンテーションが必要になります(募集要項によって異なります)。 採択率はバラバラですが、申請したからといって必ず貰えるものではありません。
助成金とは...国が行なっている雇用関係のものを指すことが多いです。条件を満たしていて、申請をすれば概ね受け取ることができます。鍼灸師を雇用する場合は、社会保険労務士さんに聞くと良いかと思います! ハローワークでも教えてもらえます。

私が実際に採択されたことのある補助金を今回はご紹介します。

小規模事業者持続化補助金

日本商工会議所が行なっている補助金です。事業を継続する為に行う、広告宣伝費や販路開拓の展示会費用、必要な機械等(パソコン等汎用性の高いものは対象外となります)に使用でき、最大で50万円、費用の2/3が補助金としていただけます。

私は2回採択されていますが、何より良かった点は事業分析を商工会議所の経営指導員さんと進めていけるところ。 競合他社の分析や自社の強みなど、補助金を受けるという目標があるのでじっくり話を聞いてもらえました。もちろん、補助金を使うことでどのような売上向上の効果が見込まれるかの裏付けも求められます。

補正予算になるので時期は前後しますが、今年の募集は3月頃でした。私の使用目的は、自分の強みであるメンタルの方が来院しやすい環境を作る為にHPを整えることや、移転のエリアメール、新店舗の看板設置や駐車場整備に使用しています。

採択率は年々下がって20パーセント程だとお伺いしていますが、鍼灸院の経営を見直すことは患者さんが安心して通院できる環境を整えるのには必須だと思っています。その為に事業計画書作成は大変勉強になると感じているので、是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(出典:日本商工会議所小規模事業者持続化補助金ページより リンク先

【かいたひと】
米倉まな所属:まな鍼灸堂
院長自身がうつ病、パニック障害、自律神経失調症患者から鍼でよくなったことをきっかけに鍼灸師へ。経験を元にメンタル鍼灸を掲げ、患者に寄り添った治療を行っている。
■まな鍼灸堂
https://mana89.jimdo.com/

このサロンの活動は鍼灸業界、その先にある社会をより良くしていくことに繋がると信じています。 活動の幅を広げる為のご支援をよろしくお願いいたします。