見出し画像

【翼】謎の秘密組織「SQ-SALON」とは!?

飲み会でいつもテーマにあがる。
「鍼灸師って面白い奴ばっかだよな。そしてみんなマジメでいい奴。」
の割に誰もその存在を知らないし、鍼灸の本当の魅力は世の中に全然浸透していない。なんせ受療率5パー。

それはなぜか?

いろいろいろいろいろいろよーーーく考えたんだけど、たぶん、きっと、バラバラだから。
個人別で見たら、それぞれがみんなすごい武器を持ってたり、魔法のような手技で患者の悩みを解決したりしている。のだけれど。
どーにも能力をグラフ化すると、その武器部分以外は・・・
そーなんです。「なんでもできちゃうマン」があんまりいないんですよね。この業界。
ふたたび、それはなぜか?
鍼灸業界ってすごーく歴史が長くって、日本では奈良時代くらいからあったとか。
んで、日本のお家芸のガラパゴス化で、ものすごく多様性を持った人たちになっていき、人々の生活にそれはそれは広く溶け込んでいったわけ。
その多くは徒弟制度により伝承され、人気の先生ともあれば門徒を多く抱えちゃったりなんかして。
もともと中国から入ってきた「鍼灸」の文化は、向こうの超スーパーエリートがつくった医学書などがベース。一方、実利主義の日本人は100のことを1に研ぎ澄まして運用するのが好きというか得意というかそれでなきゃ戦えないというか。
いいお師匠さんは、その中でも技術と経営をバランスよく教育しつつ、弟子たちの衣食住を守るセーフティネットとして機能してきた側面もあって。
それが明治期以降の動乱の中で急速に廃れ、形式だけ残したとあって
「1の技術だけを追い求め、食えない鍼灸師」
が量産されることになったわけ。
そもそも、その1の技術ですら体得するのに時間がかかる。
ある程度育つまでお師匠が面倒見てくれてたから成り立ってたけど、そのシステムも崩壊。
となると。
①えーいとりあえず開業だ!
②なんとか耐えて1の技術を得る修行だ・・・
という選択肢しかない時代が現代まで続いている。
江戸期までの「鍼灸があたりまえの世の中」では、残念ながらもうないというのに。

で、

何が言いたいかっていうと現代では師匠も弟子も余裕がないわけ。そんな職業に成り下がってるから学校にも当然余裕がない。だから鍼灸師になるまでからある程度のところに至るまでの道のりの中では、本当に必要と思われることしか身につけられない。与えられる側がいろんなスキルを得られる環境は、もうない。
つまり「なんでもできちゃうマン」の自然な誕生は望めないわけ。
で、やっとこのセクションの冒頭で述べた「バラバラだから」につながってくるんだけど。
そうは言っても、市場の中では「なんだかんだ」「それなりに」「もともと持ってたスキルと1を組み合わせて」うまくやる人たちは出てくるわけで。
でも「バラバラだから」単発の花火で終わりがち。大きなインパクトは残せない。
この永い年月をかけて構築されてきた、業界の抱えるこうした【課題】というものは、どうやら一人の鍼灸師がマンパワーをいくら発揮したって、その人生の中で解決することは難しそうだ。

「あーあ、なんでもできちゃうマンがいたらなあ」
そんな風に思わずにはいられない。
いやいや。いないなら作ればいいんじゃね?てか、なればいいんじゃね?
そんなことから生まれた構想は、僕の頭を駆け巡った。
「どうしたらその姿すらはっきりと見えない【課題】を解決できるなんでもできちゃうマンを生み出せるのか?」
そんなことを考えているうちに
「あれ、別に一人じゃなくてもよくね?むしろいっぱいの方がよくね?」
と思い至り、
「自分の目の前にあるミクロな課題をサクッと解決できるなんでもできちゃうマンが、志のもとに手を繋いでマクロな課題に挑んでいく」
というイメージができた。

【なんでもできちゃうマンの構成要素】

★鍼灸で患者さんに支持される
★教育ができる
★経営ができる
★営業ができる
★ブランディングができる
★デザインができる
★一般層にメッセージを届けられる

さらに要素を分解して、シンプルにすると

「課題を抽出し、解決できること」

かなと。足りない要素は誰かと組んで補えばいい。
そういう仮説のもと、とりあえずやってみることにした。
自らが「なんでもできちゃうマン」になるべくワークし、そしてそれを増やし、仲間になるという虎の穴的なコミュニティ【SQ-SALON】を、同じような境遇のもと、ガッチリと握手できそうな12人の戦士たちとともにスタート。

◆メンバーそれぞれが、本当に取り組むべきこと、やりたいこと「Will」はなにか?を互いに議論を深めて見つけていく

なにしてたってある程度生きていける我が国において、意外と「自分は何者で、何のために生きているのか?」ということを明確に答えられる人は少ない。教育の中でそれなりのことはでき、それが故に「What」や「How」でしか物事を考えられないことが多い。
幸せの追求、自己実現、なにか大きなことを成すためにはパワーが必要で、そのパワーは「Will」の持つイメージの強さや明確さによる。
それを見つけることは容易ではないが、見つけた人は、きっと走ることをやめない。

◆一線級で活躍するビジネスマンに必要なスキルの獲得

今では一般社会と距離ができてしまったこの業界。新卒でこの業界に入ってきた場合、まず一般的ビジネススキル&マナーを獲得する機会はないと言っていい。それでは、社会と共通言語で話ができない。
・効率よい情報共有
・ロジカルシンキング
・タスク処理スピード
といったようなことを、毎週のWebミーティングの運営やチーム課題、その時必要と思われる課題図書を読んだりすることでスキル化していく。

◆チーム形成

院の外で、心から応援し・応援される仲間はいますか?
集ったとはいえ、やりたいことや抱えている課題はバラバラ。しかしそれがなんなのかお互いに深く知り追求することではじめて、互いに「Will」を達成するための強力なパートナーシップが結べる。
それぞれのやりたいことが交わったところや重なったところから、イノベーションが生まれる。
そうしたイノベーションやプロジェクトが、どんどん生まれていくコミュニティになっていけばと願っている。

だいたいこんなようなことを、かつてないスピード感と質で取り組むオンラインサロンが
【SQ-SALON虎の穴-みんなで共創する課題解決型コミュニティ-】
なのだ。
毎日の学びが多すぎて、成長しすぎて、やばい。

今はまだベータ版というか、いろんなテストをしながらベストな形を仲間と創っていっている。それもまた楽しい。

そのうち仲間を募ると思うので、続報を乞うご期待。

【かいたひと】
新屋 翼(シンツバ)
所属:こもの鍼灸院 院長
三重・名古屋で美容と不妊に特化した鍼灸院を展開。
ブログメディア「TsubasaShinya.TOKYO」を運営。
文章やコンテンツで鍼灸の価値を問いかける。

◆TsubasaShinya.TOKYO
http://www.tsubasashinya.tokyo
◆こもの鍼灸院 三重本院
http://www.mie-biyouhari.com/
◆こもの鍼灸院 栄
http://nagoya-biyouhari.com/

いいなと思ったら応援しよう!

SQ-SALON
このサロンの活動は鍼灸業界、その先にある社会をより良くしていくことに繋がると信じています。 活動の幅を広げる為のご支援をよろしくお願いいたします。