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空想力:私がもし〇〇だったら…

こんにちは。SQ-SALON事務局です。
SQ-SALONには様々なプロジェクト/チームが存在していますが、今回は「STARS Jr.」で行われてるワーク、

空想力「私がもし〇〇だったら…」

について。

本課題の目的は、↓といったところ。
・下調べる
・着目点を得る
・空想(発想)する
・考察/論じる

本日は関根香さんのレポートをご紹介します!!

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もし私が西太后だったら…

 私の父は清王朝の官僚でした。
 父が清朝末期に赴任先で亡くなった頃に私は、時の皇帝咸豊帝(かんぽうてい)の后の一人として後宮に入りました。正妃は東太后様、特に対立することもなく私は四年後に男の子(後の同治帝)を授かります。

 私、中国歴代三大悪女なんて言われていますが…悪い噂ばかり立つのは仕方がないことですね。

 咸豊帝を亡くしたときに息子はまだ5歳、王位継承はできませんでした。父も亡くなっていましたから、息子と自分の立場を守るためには私が実権を握るほかなかったのです。

 近い人間を王にし、私を守り、息子を守らせました。その為になら人を殺める女と言われていますが、そこまではしていませんよ。時流が味方してくれたと思っています。

 なんとか実権を握ったまま王位を継承した息子は19歳という若さで亡くなってしまいました。代わりに妹の息子を王にしてどうにか私の立場は守られましたが…なんと寂しく虚しい世の中でしょう。女1人では生きていけないのです。権力を保持する為に誕生日には国を挙げてお祝いさせます。そうでもしなければ「西太后」の立場を保てなかったのです。

 しかし、こんな世に嫌気もさします。男尊女卑にはウンザリ。私は、長く続いていた悪習の纏足を禁止しました。私の足も産まれてすぐに布で巻かれ、そのまま少女になった頃脱臼させられきつく巻き直されました。もう痛くもない、親指まで細く尖った異様な足をしています。どうして女は地も踏めないのか。
 女はそっと歩く、小さく細い足?纏足の文化は男性から見た美的要素と性的嗜好以外のなにものでもないのです。男の飾りとして生きるだけが女性の生涯だなんて許しません。
 女が自分の足で、自分の意志で、進んで行ける世にするために。長く続いたこの歴史、終わりにしたかったのです。

 変えられるのよ、なんだって。
 なぜなら私は「西太后」だから、ね。

いかがでしたか?
着目点もとてもユニークで読み応えがありますねっ!!

これからもSQ-SALONでは、様々なワークを通じて、セラピストのスキルアップに取組んでいきます。
それぞれの夢を叶えるためにっ!!

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