【賢】SQ-SALON 1期生と歩む決意(前編)
『最近、関口先生忙しそうですが楽しそうですね。』
そう、最近この業界の先生に言われる事が多く、もちろん過去最高に忙しいし1日48時間でも足らないかもしれない。
そんな忙しさでも何故楽しいのかは『楽しいこと』しかしてないから。
その楽しさを見出せたのもSQ-SALONのおかげかもしれない。
SQ-SALONとは?
今の自分は才能ではないということ
少し話はさかのぼるが、以前の僕は仕事以外の日は家が大好きでどちらかと言うと仕事以外では極力人と関わりたくない。と言うか関わるのがめんどくさいと思う人間でした。もちろん来てくれる患者さんは大切にしてましたが、それ以外は自分さえ良ければ良いという『究極のオナニー野郎』でした。
その象徴としてわかりやすいのが自分が開業してからの売上と来院数のです。
やはり『究極のオナニー野郎』時代は上手くいきませんでした。
自分には『ビジョン・目的』がない。
当たり前だが、そんな自分に興味を持ってくれる人はいませんでした。
出会ってはいけない人と出会ってしまった
そんな中、出会ってしまったのが関口鍼灸治療院・六本木院院長の宇田川直人だ。
25歳という若さで東京・六本木という地で沢山の患者さんを幸せにしている。
自分も沢山の鍼灸師を見てきたが彼ほど若い世代で活躍する鍼灸師はそういるもんじゃない。ほんと凄い。
ただ正直なこと言うと、その時は『究極のオナニー野郎』である自分が人を雇うことなんて正直考えられなかった。
そう。だって自分さえ良ければいいのだから。
少し大げさに言うといい迷惑だった(笑)
風向きが変わり始めた
そんな宇田川先生の初出勤の出来事であるが不慮の事故でお父さんが亡くなってしまった。
自分も若い時に父親を無くしたからその辛さは痛いほどわかった。
今でも鮮明に覚えてるが、彼のお父さんのお通夜に参列した時に、お父さんにこう言われた気がした。
『直人のことよろしくお願いします。』
この時の彼を支えたい気持ちと、お父さんに言われた言葉がきっかけで自分は少し『人の為に生きてみよう』と『究極のオナニー野郎』を卒業したのだった。
それが今の自分が沢山のスタッフに囲まれて仕事ができるきっかけだった。
(後編に続く…)
【かいた人】 関口 賢(まさる)
関口鍼灸治療院 銀座院/六本木院 総院長
中国式鍼治療専門店ハリー(HURRI)の王先生に憧れ、弟子入り。のべ約5万人の臨床経験を生かして、この時代に合った新たな鍼灸を確立と共に鍼灸業界の常識を覆し、多くの人々の健康に貢献することを目指して、関口鍼灸治療院を開業しました。
◆関口鍼灸治療院
https://www.healtheworld-sekiguchi.com/
このサロンの活動は鍼灸業界、その先にある社会をより良くしていくことに繋がると信じています。 活動の幅を広げる為のご支援をよろしくお願いいたします。