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セルフケアと心のメンテナンス

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心を観察して気づいたことを綴っています。 少し目線を変えるきっかけになれたら。
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#セルフケア

何をやらないか、何に反応しないか、どんな情報を取らないのか

東洋子さんの”客がいないなら、座って休めばいいのにな”の記事、とても面白かった。 海外在住者なら、東さんの様に”このまま日本には帰れないな〜”と考える人はきっと少なくないでしょう!(私も含め)。 ”いつでもどんなときでも100%の力で”が良いものだという思い込みは、いつから私たちに根付いているんだろう。 ***************** 私は以前の仕事で燃え尽き症候群になった。 そして去年自分の生活スタイル、働き方を見直した際、仕事をする上でこれだけは守ろうと4つ

クィアアイ・ジャパンは日本国民全員が見るべき

みなさん!! 新しいNetflixのQueer Eye Japanはご覧になりましたか? あまりにクィア・アイ愛が大きすぎて、これまでにもクィア・アイについて散々書いてきましたが 今回のシリーズも本当に素晴らしかった!!!! もちろん今までのクィアアイも大好きだったけど、日本で生まれ育った私には、 女性のあり方とか、 パートナーとの関係性とか、 周りの目vs自分の個性や自信とか、 もう!もう!もう!!!!! 共感できる部分がありまくりのシリーズでした。 そ

1番大事なものを、2番におくといいらしいよ

およそ10年前に、ほぼ日刊イトイ新聞で糸井さんが仰っていたこの言葉。 いちばん大事だと思うものを1番目におくと、ぜったいに計算が立たなくなるんです。 2番におくとできるんですよ。 これがね、なんかすごいおもしろい法則で。2番にしとくと、どんどん解決するんです。 とても印象的でメモしておいたのだけれど、メモを見返さなくてもよく思い出す、数少ない言葉の一つだ。 ******************* 大事なことを1番におくと計算がたたない、これは私の経験からいっても事実

失ってから得るもの、そして許すこと

先日読んだSoarのこのインタビュー。 この一つのインタビューの中に得るものがありすぎるインタビューなのだけど、その中でも特にこの部分が心に留まった。 色んな能力を喪失してしまったわけですが、喪失した自分だからこそ気づくことがある。で、その気付きを糧に、なんらかの新しいパーソナリティや対応方法を獲得する。そういうサイクルを色んな場面で繰り返している感じです。喪失したものそれぞれに対しての、気付きと再発達。 これを見て思い出したことがある。新しいシーズンのQueer

自分に牙を向けないことからはじめよう

ツイッターやインスタグラムを見てると、「ええっ、そんなことまで見てるの?」とびっくりすることがよくあります。 一番最近で驚いたのは、石田ゆり子さんのインスタグラムに写り込んでいたメガネが、ガラス部分を下にして置かれたことに言及している人がいたこと(その後背景をトリミングし、画像をサイアップロードされていました)。本当に小さなことまで、よく見ているんだな〜(そして言われるんだな)と、とても驚きました。 そんな小さなことで揚げ足を取らなくても、とは思うけれど、最近割と確信して

溜め込んでしまうもの=コンプレックス

特定のものを必要以上に買う、溜め込んでしまうとき、その物に自分のコンプレックスが反映されていることがあります。 私の場合、それは洋服です。 もともとファッションが好きなこともありますが、必要以上に持っているドレス類をKonmariしている時(←Netflixに影響された)、私が本当に求めているものは洋服自体ではなく、その服を着ることによって得られる自信と、素敵な洋服を着て出かける“経験”なのだと気づきました。 この気づきによって、自分へのお金の使い方を大きく見直しました

自分の世代で終わらせたいこと

以前インスタを見ていたら流れてきたこの言葉。 Pain gets passed down through families until someone is ready to feel it(誰かが痛みを感じる準備ができるまで、痛みは家族を通して伝わる) 思うところがある人がかなりいた様で、たくさんのコメントが付いていた。 私の両親は、決して”毒親”ではないけれど、自己批判や自己犠牲、仕事への依存など、受け継いだ要素は少なからずあると思う。 「仕事だからしょうがない」

ネガティブな感情表現練習中

小さい頃母親とケンカするときは、いつも「お互いの感情をぶつけ合い、数日経って沈静した後なんとなく仲直りしている」というパターンだった。 でもいつも根本的な問題は解決していない。火は一見消えたように見えても、火種はまだそこにあるままなのだ。 だからまた似たようなことでケンカをして、また火が鎮静するのを待つ。その繰り返しだった。 今の旦那と付き合い始めた時、初めて家族以外と大きなケンカをした。 悲しいけれど、何か言おうとしても、ただ涙があとからあとからこぼれ落ちるだけで、

不安はワクワクのもと

不安な感覚があったとき、その底に何があるか確かめようと、目を瞑って感覚を探っていた時、 この、ちょっと胸の鼓動が、上の方ではやくなっている感覚は何かに似てるな、と思った。 なんだろう、この感じ、割とよく体感する感じ・・・と探っていたら、 旅をして新しい場所に降り立った時の感覚と同じだと気づいた。 初めて行く場所−知っている人もいなければ、言語も通じるかわからない。治安にも多少不安がある。 でも、それと同時にとてもワクワクする。いったいこの旅で私は何に出会い、何を見て

目的地依存症<まわり道、寄り道たのしみま症

こんな言葉を聞いたことがありますか? Destination addiction 日本語に訳すと、目的地依存症。 目的地や今じゃない未来に、自分の幸せが待っていると信じることをdestination addictionと言うらしいのだけど、 この言葉を見たときは(まさに1年前の私のことだ)と思った。 以前は変化が早いITスタートアップに勤めていたこともあり、常に効率・結果重視の仕事をしていた。もともと物事を効率よく進めるのも、結果を出すことも割と得意だった。 し

「誰かとの関係が壊れるときは、自分自身との関係が壊れたとき」は真理かも

今年になって、どうしてもこんまりさんの番組が見たくて、Netflixに入ってしまった。ずっと守っていた結界をとうとう破壊してしまった気分・・・!(テレビの前から動かない世界へようこそ) それで、他に何の番組を見ようかな〜と、Queer Eyeを見始めたら見事にドップリはまってしまった。5人の経歴とか、パートナーの名前とかも全て言えるくらいに。 ファッションや髪型、インテリアなど、外観を変えていく中で人々の内面もガラッと変わってしまうのが毎回本当に興味深い。 5人の中でも

「相手が必要なものごと」でうまくいかないときには、「相手が必要でないものごと」でちょっとがんばってみると、そのうち風向きが好転することが多いようです

これは、村上春樹さんが昔どこかに書いていた言葉。 もう何年前に読んだのかわからないけれど、事あるごとに思い出し実践しています。 人間関係で行き詰まったら、自分一人で没頭できることを見つけひたすら手や体を動かす。 自分一人ですることで行き詰まったら、自分の好きな人に会いに行く。 その時に、相手が喜びそうなプレゼントを持っていくと、なおよし。 相手の喜ぶ顔に、自分も元気になれるから。私はいつも自分が落ち込んでいるとき、決まって同じ人にプレゼントを持って会いに行きます。自

どんなにTEDトークを見ても答えは結局自分の中にしかない

1年前にFacebookをやめ、半年前にTwitterのアカウントを削除した。毎日頭の中が常に情報でいっぱいになっていて、休まる時がなかったから。 外からの情報を減らし、自分の内面と対峙する時間を増やすと、自分が本当に欲しいもの、衝動を自分の内側ではなく外側に求めていたのに気づいた。私はいつも「まだ知らないこと」「今ここにないもの」「行ったことのない場所」ばかりを見ていた。 今思えば、私は情報依存症だったのだと思う。"何か有益な情報を見逃してはいけない""自分の求めている