マガジンのカバー画像

セルフケアと心のメンテナンス

16
心を観察して気づいたことを綴っています。 少し目線を変えるきっかけになれたら。
運営しているクリエイター

2019年6月の記事一覧

不安はワクワクのもと

不安な感覚があったとき、その底に何があるか確かめようと、目を瞑って感覚を探っていた時、 この、ちょっと胸の鼓動が、上の方ではやくなっている感覚は何かに似てるな、と思った。 なんだろう、この感じ、割とよく体感する感じ・・・と探っていたら、 旅をして新しい場所に降り立った時の感覚と同じだと気づいた。 初めて行く場所−知っている人もいなければ、言語も通じるかわからない。治安にも多少不安がある。 でも、それと同時にとてもワクワクする。いったいこの旅で私は何に出会い、何を見て

目的地依存症<まわり道、寄り道たのしみま症

こんな言葉を聞いたことがありますか? Destination addiction 日本語に訳すと、目的地依存症。 目的地や今じゃない未来に、自分の幸せが待っていると信じることをdestination addictionと言うらしいのだけど、 この言葉を見たときは(まさに1年前の私のことだ)と思った。 以前は変化が早いITスタートアップに勤めていたこともあり、常に効率・結果重視の仕事をしていた。もともと物事を効率よく進めるのも、結果を出すことも割と得意だった。 し

「誰かとの関係が壊れるときは、自分自身との関係が壊れたとき」は真理かも

今年になって、どうしてもこんまりさんの番組が見たくて、Netflixに入ってしまった。ずっと守っていた結界をとうとう破壊してしまった気分・・・!(テレビの前から動かない世界へようこそ) それで、他に何の番組を見ようかな〜と、Queer Eyeを見始めたら見事にドップリはまってしまった。5人の経歴とか、パートナーの名前とかも全て言えるくらいに。 ファッションや髪型、インテリアなど、外観を変えていく中で人々の内面もガラッと変わってしまうのが毎回本当に興味深い。 5人の中でも

どんなにTEDトークを見ても答えは結局自分の中にしかない

1年前にFacebookをやめ、半年前にTwitterのアカウントを削除した。毎日頭の中が常に情報でいっぱいになっていて、休まる時がなかったから。 外からの情報を減らし、自分の内面と対峙する時間を増やすと、自分が本当に欲しいもの、衝動を自分の内側ではなく外側に求めていたのに気づいた。私はいつも「まだ知らないこと」「今ここにないもの」「行ったことのない場所」ばかりを見ていた。 今思えば、私は情報依存症だったのだと思う。"何か有益な情報を見逃してはいけない""自分の求めている