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お下品な言葉たち
私は只今工場勤務である。それもあってか(?)今私の周りでは、これまでの人生で経験したことがないほど多くのSwear wordsが飛び交っている。Swear words とはいわゆるFワードとか、(激しめな)くそっ!みたいなお下品な言葉たちのこと。もともとそういった言葉に免疫のない私にとっては、そういった言葉は映画の中だけで存在していて、都市伝説並みの位置づけだった。
毎日同僚同士で激しい言葉合戦が繰り広げられているわけだけど、ほとんどの場合は冗談として使われており、みんな笑っている(時々本気の時もあるが見ないフリをする)。
小学校で先生に、「決して外国の人に対して面白半分で言ってはいけませんよ」と教えられた記憶が蘇る。
この言葉の環境に慣れてはいけないと思いつつ、少し興味を持ち始めた。なんでみんなわざわざその言葉を使うのだろう?ほとんどの場合、別に言わなくても意味が通じたり、他の言葉で自分の感情を表現することはできる。
メキシコ人パートナーにこの質問をしてみたところ、仲が良い友達間においては会話が面白くなるからと。やはり多くの場合冗談として使われるのか。確かに海外の映画やアニメーションでも、Swear wordsを使うことで笑いをとっている場面を多く見る。おばあちゃんやおじいちゃんのような意外性のある人たちが使っているとさらに面白く感じる。
でもお下品な言葉を言って笑いを取るのって、小学生男子がうんこうんこ~っていってウケを狙うのと同じレベルなのでは?それの大人バージョンってこと?悔しくも、たまに少し笑ってしまう。
ここ数週間の私調査によると、Swear wordsを使う同僚達は大きく3種類に分類できる。①いつでも何にでも誰にでも使う。冗談、本気どちらもあり。②仲良しの人にのみ使う。冗談、本気どちらもあり。③仲良しの人の中でも人を選ぶ。話す相手に合わせて使う。冗談のみ。
Swear wordsは彼らにとっては、日常から切っても切り離せないものなのだろう。自分を表現する言葉。しかし、願わくば③の割合が少しでも増えますように。