ちっひ

英語力向上を目指してNZ2年滞在、帰国後も人生の方向性に悩む元看護師。 食べること、呑むことが大好き。YOGAもどきのストレッチと映画も好き。 自分の気持ちと向き合いつつ、日々の気づきを書いていけたらと。

ちっひ

英語力向上を目指してNZ2年滞在、帰国後も人生の方向性に悩む元看護師。 食べること、呑むことが大好き。YOGAもどきのストレッチと映画も好き。 自分の気持ちと向き合いつつ、日々の気づきを書いていけたらと。

最近の記事

ただいま日本、こんにちは隔離

お久しぶりです!無事に先日帰国しました。湯船にしっかり浸かることのできる嬉しさ、コンビニがリアルにコンビニエンスであることを噛みしめています。 コロナ渦での帰国、準備からいろいろあったのでそのまとめ。 1.いつフライトがキャンセルになるかわからぬ不安。三か月前から準備を開始。2週間隔離用の宿を確保し、割と早めに早めにことを進めてきたのに、まさかの一か月前に唐突なフライトキャンセルのメール。日本に降り立った後国内便を含む公共交通機関は2週間使えないので、地元に近い空港を取っ

    • Occupational English Test(OET)

      お久しぶりです。ここ最近テストの勉強と仕事を少し頑張っていたら、あれよあれよという間に7月になっていた。 今回は、私の受けた英語の試験OETについてのお話。 OET は 'The Occupational English Test の略で、医療に携わる人のために作成された語学力判定試験’である。日本の大学卒で正看護師として2年以上の経験がある人がこの試験でスコアB以上を取ることができれば、NZやオーストラリアで看護師としての正式登録許可がもらえる。(看護師登録の申請にはた

      • 私好みの場所

        先日読んだ本が”死ぬまでにしたいこと100”を書き出してみるよう勧めていたので挑戦中だが、40まで書いたところで難航中。自分の欲望と向き合うのは意外と難しい。 そこで、これがある場所にいれば私は幸せ(家族、恋人、友人は別として)、と思うものを考えてみた。 おいしいお酒(これは絶対に譲れない)、が呑める顔なじみのお店、おいしいコーヒー、が飲める心が映えるカフェ、おいしいパン屋さん、周りの目を気にせず寝転んでだらっとできる公園やビーチ、ふとした時にふらっと立ち寄れる可愛い雑貨

        • 続・Caregiver奮闘記

          前回に引き続きCaregiverとして実際に働いてみて、感じたこと、新たな発見について記したいと思う。 ・入居者の日中用のお洋服は本気のオシャレ着。施設側からの前あきで伸縮性があるもの~とかそういう指定はない。着がえの時にものすごく大変なことがざらにある。みんなオシャレにこだわりがある。コーディネートを一緒に考えるのは楽しいが、時間がないから早く決めよ~と焦る。 ・入居者が何かスタッフに頼みたい時に押せるベルがあるのだが、(病院で言うナースコール)呼び出しが反映されるモニ

          Caregiver 仕事奮闘記

          NZに来て1年と2か月、ここにきて諦めかけていた医療福祉系のお仕事をみつけることができた。何度も何度も募集を見つけては応募して、どこからも良い返事をもらえず、もうこの国ではブルーカラーの労働者(製造・建設・農業などの生産現場で作業をする人たち)として働くことしかできないのかと思っていた。 なんならもう派遣会社に登録を済ませてあとはGOサインを待っている段階だった。無職で時間があったこともあり、ふと家の近くのリタイアメントビレッジ(サ高住のような、もっと大規模な高齢者住宅)を

          Caregiver 仕事奮闘記

          ぐだぐだなポンコツの独り言

          都市移動から二週間が経過した。新しい家にも慣れてきて、少しずつ生活が落ち着いてきている。仕事を辞めてから早くもひと月経過した。 最近はコンスタントに勉強に着手するようになっている。それは良い。しかし、次の仕事がなかなか見つからない。焦燥感に襲われる。 仕事探しはやめて勉強に本腰を入れ、IELTSのスコアをあげることに専念するのも一つの手ではあるが、自分にはそれができないことを私は知っている。私は自分に甘い。働かず毎日がフリータイムになると、何の生産性もなく過ごしてしまう。

          ぐだぐだなポンコツの独り言

          都市移動しました。引っ越し先は平たんな街なので自転車も買いました。

          ある日突然、家のオーナーより「引っ越さなくてはならなくなった、申し訳ないけど家をでてほしい」との宣告を受けた。お家はとても気に入っていたし、オーナーご夫婦とも仲良くさせていただいていたのでとても残念だったけど明るい理由だったので、こればかりは仕方ない。 またあの辛い部屋探しか。。と気持ちが落ち込んでいたのだけど、そういえばもともと行きかった都市にせっかくだから引っ越そうか、ワーホリらしくフットワーク軽く移動を決意。家探しもどうせ見に行けないし、とフィーリングで決定。 北島

          都市移動しました。引っ越し先は平たんな街なので自転車も買いました。

          自由と自分

          早いものでNZにきてから1年と少し経った。 昨年看護師の仕事を辞めてから留学をするまでは、ずっと憧れていた長期旅行をしたり、久々に実家でひと夏を過ごしたり。まさに自由を謳歌させてもらった。1年違えばどこにも行けなかったかと思うと本当に絶妙なタイミングだったと思う。 こうして何にも縛られずに1年過ごしてみて、自由について改めて考えてみた。まず自由の定義についてだが【他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていることをいう。】らしい。 これまで自分は

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          人種のサラダボウル

          NZでの工場勤務が間もなく終わろうとしている。 私の働いている場所はアジア圏南アメリカ圏パシフィックアイランド圏アフリカ圏、そして地元民となかなかバラエティ豊か。 それぞれの特性が見えてきたのでまとめておく。 まずはアジアの効率性重視っぷりが目立つ。 南アメリカは良くも悪くもとにかく気楽。慌てない動じない深く考えない。 パシフィックは言われた通り真面目に働く。時間でバシッと帰る。働きながら踊る。 アフリカは陽気でマイペース。人の好き嫌いがはっきりしてる。アジア人にちゃんと

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          生きてる言語

          昔読んだ本で「舟を編む」という作品がある。昔からずっと使われている言葉や新しく人が生み出した言葉、たくさんの時間をかけてそれらの言葉を吟味してまとめて、その時代の辞書を完成させていくというような話。自分が普段何気なく選択している言葉ひとつひとつに重みが感じられて、新しい視点をもつことができた作品だった。 さて、私は今、第二言語の習得に勤しんでいるわけだが、よく考えてみると英語の勉強を始めてからかれこれ20年以上は経っている。その間に実際英語環境に身を置いたことは旅行を除いて

          生きてる言語

          お下品な言葉たち

          私は只今工場勤務である。それもあってか(?)今私の周りでは、これまでの人生で経験したことがないほど多くのSwear wordsが飛び交っている。Swear words とはいわゆるFワードとか、(激しめな)くそっ!みたいなお下品な言葉たちのこと。もともとそういった言葉に免疫のない私にとっては、そういった言葉は映画の中だけで存在していて、都市伝説並みの位置づけだった。 毎日同僚同士で激しい言葉合戦が繰り広げられているわけだけど、ほとんどの場合は冗談として使われており、みんな笑

          お下品な言葉たち

          承認欲求

          彼との暮らしについて。 最近、喧嘩が増えていた。イライラの主な原因は、彼の子供っぽい発言や家事を私ばかりやっている(と感じる)こと。 子供っぽい発言については自分のコンディションによって流すことができる時もある。すべて些細な発言なのだけど、すでに彼の何かの言動で気が立っている時は、すべて本気で受け取ってしまい、許すまじ!って気持ちになる。子供っぽさは彼のパーソナリティといっても過言ではないので慣れるしかないのかなと思ってきたが先は長そう。 家事については、彼は夕食の食器

          承認欲求

          おしごと

          先日話したお仕事を始めてから、2週間と少しが過ぎた。ちなみに、ただひたすらに様々な商品を計量して袋に詰めたり、瓶に詰めたりするパッキングのお仕事だ。 NZにきて10か月、看護師を退職してからだともう1年と3か月も経っている。看護師時代は通勤前に、あ~~今日はどこ担当かな、乗り越えられるだろうか、と内臓がざわついて不安になることがよくあった。そこでの神経すり減らし経験によって獲得した臆さない精神のおかげで、今回は、よっしゃいくか、って感じで通勤できた。 初日、とりあえず指定

          おしごと

          お仕事探し

          3月にVISAを取得してからというもの、ロックダウンの影響もあり、ワーキングホリデーがただの引きこもりホリデーと化していた。拠点も定まったことだし、そろそろ何かしらに力を入れないと脳みそが溶けてしまうのではないかという恐怖に苛まれた。 そもそもこちらに来た時の目標は、看護師として働けるレベルの英語力を得ること、看護関係の仕事を探して体験してみること、だった。 家にいても英語の勉強はできる、と何度も机に向かったが全く集中できず。私、かなり自分を追い込まなければこのスタイルで

          お仕事探し

          私的バスあるある

          公共交通機関の中でも、私にとってバスは難易度が高い。果たしてこのバスであっているのか、あっていたとしても自分の行きたい場所で間違いなく降りることができるのか!と一人でドラマチックな気分になる。日本ですら土地勘のない場所でバスに乗ると心細いので、海外では特にである。たとえ何度も乗っているバスだとしても様々なことが起こるため気は抜けない。 今回は、私が体験したNZのバスあるあるをご紹介したい。 【1.基本的に乗客の誰かがBGMを流してくれている。】バスの中で音楽を聴いているお

          私的バスあるある

          季節の傾向と対策

          日本はそろそろ暖かくなってきましたね。こちらは絶賛冬に突入です。今日はこれまでに体験したNZの四季についてお話。 私がNZに来たのは昨年の9月。冬の終わり~春にかかる季節だったが、北海道出身の私としては、革ジャンくらいでいっか、などとかなり侮っていた。着いてすぐの感想は、とにかく寒い。雪がないだけで冬ジャン!!甘く見ていた自分を呪いつつ、ヒートテックにウルトラダウン、ストールをぐるぐる巻きにして武装したのを覚えている。 9月~11月、春は、日中お日様がでていれば暖かいが(

          季節の傾向と対策