見出し画像

カートゥーン ネットワークが教える!世の中のお父さん・お母さんにオススメしたい子供向けアニメ特集!

子供は可愛い!だけど気付くと自分の時間がない!

平日は仕事と育児の両立で忙しく、かといってお休みの日も、子供と遊んでいるとあっという間に1日が終わって疲れが取れない。そんな悩みを抱えているお父さん・お母さんもいるのではないでしょうか。

そんな時にオススメなのが子供向けアニメ。
現在はスマホやタブレットで様々な動画コンテンツを楽しむことができる時代。でも、ただ楽しめるだけではなく、子供が友情や勇気を知って成長に繋がったり、大人も一緒に楽しめて親子の距離がより近づくきっかけになったり、と思っている方も多いはず。

そこで今回は、海外・国内の最新作から懐かしの作品まで幅広いアニメを扱うカートゥーン ネットワークの担当者が、お父さん・お母さんにオススメしたい子供向けアニメをご紹介します!


今回作品を紹介してくれる方

前田志乃さん
カートゥーン ネットワーク編成担当。好きなアニメは「ティーン・タイタンズGO!」「パワーパフ ガールズ」。

「トムとジェリー スノーマウスと雪の魔法」

カワイくて超楽しい「トムジェリ」が、この冬、雪の魔法で奇跡を起こす!
「トムジェリ」の大人気キャラ、おむつ姿がキュートなタフィーと雪の妖精スノーマウスが伝説の"スノーマンの国"を目指して壮大な夢の大冒険
みんなを助けたいと願うタフィーが起こした雪のマジックでみんなを笑顔にする!

トムとジェリーのドタバタ劇はもちろん健在!
親子でみたい!
楽しい歌とダンス、わくわくする冒険、笑いと思いやりがたくさん詰まった
心温まるトムジェリの最新ファンタジーアドベンチャー!

冬にぴったり!ご家族一緒にご覧頂ける、寒い季節に心温まる長編作

2025年に85周年を迎え三世代を超える人たちに愛されてきたトムとジェリーの長編です。ご家族で世代を問わずお楽しみ頂けます。本作は、おなじみトムとジェリーのおいかけっこも健在です!スノーマンも登場しこの寒い季節にぴったりのコメディ長編作品です。友達を思う優しさが描かれ感動があります。ぜひ冬の寒さの中、おうちでご家族一緒にご覧いただいて心温まる体験をして頂けましたらうれしいです。
補足して、ちょっとしたコネタですが、親世代というより祖父母世代の方がご存じかもしれない、とあるキャラクターがカメオ出演します。懐かしいキャラを見つける別の楽しみもあります!
子供も大人も心温まる作品を、ぜひご家族みなさんでお楽しみください。

トムとジェリー スノーマウスと雪の魔法
TOM AND JERRY and all related characters and elements are trademarks of and © Turner Entertainment Co. All rights reserved.

お子さんの心を育てる情操にも

この作品には、冒険を通して失敗を乗り越えて行くこと、お友達を信じる気持ちの尊さが描かれています。この作品を通して、ご家族からお子様へ、失敗を恐れない勇気や友達を大切にする優しさを伝えるきっかけとして、お役立て頂けましたらうれしいです。

トムとジェリー スノーマウスと雪の魔法
TOM AND JERRY and all related characters and elements are trademarks of and © Turner Entertainment Co. All rights reserved.

「バットウィール」

「バットウィール」はバットマン、バットガール、ロビンと共にゴッサム・シティの平和を守る、スーパーヒーローが乗るかっこいい乗り物のチーム!

バットウィールのメンバーは、バットモービルの「バム」、バットガールのバイク「ビビ」、ロビンのスポーツカー「レッドバード」、バットトラックの「バフ」、バットプレーンの「バットウィング」。戦う相手は、ゴッサム・シティで悪さをするジョーカーやペンギンなどお馴染みの敵、そして彼らが操る乗り物チーム「リージョン・オブ・ズーム」だ。バットウィールは、おどろきのマシンやチームワークでゴッサム・シティを今日も守る!

子供と大人が一緒にみて楽しめる

DC「バットマン」の最新シリーズ「バットウィール」は、大人と子供世代が一緒に見て楽しめる作品です。
子供にとっては、スーパーカーなどに乗ってヒーローが戦う、スーパーヒーロー作品として楽しんで頂けると思います。バットマンやバットモービルといったかっこいいヒーローや子供たちの大好きな車も登場し、ヴィランの車チームとカーチェイスのようなバトルもあります。
皆様おなじみのバットマン、ロビンといったヒーローが登場するのはもちろん、日本ではむしろヒーローよりも時に人気と言われるジョーカーやハーレイ・クインも奇想天外に大活躍、ユニークな乗り物に乗るカラフルでコミカルなヴィランとして登場します。

大人だからわかる面白さも

大人がご覧になる際は、過去作品との対比も見どころです。映画など過去作ではダークな世界観で描かれるバットマンシリーズですが、本作は特にヴィランが特にカラフルでユニークですので、その差はぜひ直接お確かめ頂けましたらうれしいです。
また、過去DC作品からの影響を随所に感じることもできるのも大人なりの楽しみ方かもしれません。例えば、ヴィランのペンギンが乗る車は水に浮かべる黄色いアヒルのおもちゃを模したものなのですが、悪い敵ペンギン&巨大黄色いアヒルという組み合わせはティム・バートン監督映画「バットマン リターンズ」(1992)に登場しています。怖いヴィランが可愛いアヒルに乗るコミカルでシュールな味わいをぜひ「バットウィール」でご覧いただけましたらうれしいです。
過去の「バットマン」作品をご覧頂いた方に愛溢れる小ネタをぜひ見つけて頂けましたらうれしいです。もちろん、本作を通してバットマン作品に触れるのが初めてだとしても楽しめるユニークな要素が満載です。

バットウィール
WBEI BATWHEELS and all related characters and elements are ™ of © DC

日本語カバー曲はTHE SUPER FRUIT、音声は日本語版・英語版共に豪華キャスト

オープニングソングの「ぼくたちバットウィール」は人気アイドルグループTHE SUPER FRUITさんに日本語カバーして頂きました。声優にも初めて挑んで頂いています。
また、キャストも非常に豪華です。
英語版はバットマンをイーサン・ホークが演じていますので、かっこよくて渋いイーサン・ホーク版バットマンもぜひ聞いてみてください。
日本語吹替版のキャストさんは主役バム役・梶原岳人さん(「炎炎ノ消防隊」主役森羅日下部役、他)、レッドバード役・花守ゆみりさん(「トロピカル〜ジュ!プリキュア」キュアコーラル役、他)ビビ役・ファイルーズあいさん(「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」空条徐倫役、他)、といった声優さん方が、なんと乗り物ヒーロー役として出演されています。日本語楽曲、日本語音声、副音声の英語音声にもぜひ注目頂けると嬉しいです。

子供がアニメを楽しみながら英語の知育にも

カートゥーン ネットワークの作品はいわゆる「英語かけ流し」知育にも良いと思います。副音声を使うことにより、成長期の子供の柔軟な耳に、アメリカのネイティブ英語をたくさん聞かせることができます。「バットウィール」の副音声英語版はイーサン・ホークが演じるバットマンを聞けます。他作品になりますが、TVシリーズ「バットマン」ではスター・ウォーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルがなんとヴィランのジョーカー役で出演。映画で見た俳優さんが副音声の英語版にさりげなく登場しています。カートゥーン ネットワーク放送中の作品には生の英語がたくさん溢れています。
また、アニメを見ながら英語を聞くことのもう一つのメリットとして、視覚的にストーリーを把握し英語を聞くことにより、英語のヒアリングのみならず、文脈を踏まえた語法・用法を理解が促されると感じています。例えば、私の知人の子のケースですが良く見ていた作品に「Cool!」とよく言うキャラがおり、その子に英語を教えていないのに「Cool!(かっこいい!いいね!)」と言ったと聞きました(!)。カートゥーン ネットワークのアニメから自然に英語を身につけ自分のものにしていたと知り、嬉しい驚きがありました。
また、カートゥーン ネットワークの副音声の英語には、アメリカでよく耳にするこなれた英語も頻出します。いわゆる教科書英語とは言えないものの、生きた英語をお子さんにシャワーのように浴びせることをカートゥーン ネットワークはお手伝いできると思っております。

「ティーン・タイタンズGO!」

「バットマン」シリーズに登場するバットマンのサイドキックのロビンが中心となったヒーロー「ティーン・タイタンズ」のメンバーがちびキャラになって活躍するコメディアニメ。タイタンズの仲間やタイタンズと戦った宿敵たちもかわいいちびキャラになって、一緒にゆかいなトラブルを巻き起こす。かわいくなったキャラクターと抱腹絶倒のギャグに注目!!

子供も大人も面白い、ツッコミどころ満載のコメディ作品

登場人物は、ダークな世界観のヒーロー「バットマン」のサイドキック、クールなロビンが一転、本作では突拍子もない弾け方をしています。もちろんストーリーも奇想天外です。例えば、タイタンズはヒーローなので戦いますが、残念ながらヒーロー全員が全滅、「全滅したけどこの後どうなるのだろう」と次のエピソードを見ると、しれっと何事もなく元通り!通常回が始まる…といった具合です。全滅したけどあの後どうなった?なぜ全復活したの?という疑問には一切答えません。通常ヒーロー作品ですと、例えばヒーローが困難に立ち向かう苦悩が描かれ、苦難を乗り越えて見事復活!感動!といったカタルシスが描かれますが、そういった肝心な描写は一切ありません。
このように、終始ツッコミどころ満載です。きっと親子で笑っていただけます。編成担当の私さえも「こんなヒーローがいていいのかな」と思って放送しております。(もちろん、俗にいう「いいぞもっとやれ」です。)

ティーン・タイタンズGO!
© Warner Bros. Entertainment Inc.

歴史への興味や異文化理解にもつながる

「ティーン・タイタンズGO!」はアメリカのアニメなので、アメリカの歴史や文化が描かれることがあります。例えば、11月5日のアメリカ大統領選の日には、大統領が登場するエピソードを放送致しました。ジョージ・ワシントン、リンカーン、ルーズベルト、ジョン・F・ケネディ、などたくさん歴史上有名な大統領が登場しました。各大統領の有名なエピソードを踏まえたストーリー展開ですので、歴史に興味を持つきっかけになればと願い編成しました。もちろん、ティーン・タイタインズGO!の通常運行通り、ツッコミどころ満載のおかしなコメディなので、歴史上の知識があっても無くても楽しめます。
また、アメリカの文化が描かれることもあり季節に応じてセレクト放送しています。10月はハロウィン、11月は感謝祭、12月はクリスマス、1月はアメリカの年越し・新年の過ごし方を垣間見るエピソードを厳選しました。アメリカの年越しは日本と様子が違いますし、感謝祭しかり、日本にはない行事をテーマにした編成も組みますので、楽しみながらもさりげなく異文化理解につながるのではと思っています。

ティーン・タイタンズGO!
© Warner Bros. Entertainment Inc.

「アドベンチャー・タイム」

偉大なヒーローになりたい12歳の男の子フィンと変幻自在な特別な力が使える大人っぽい犬のジェイクは大の親友。彼らの住む不思議な大陸、ウーを舞台にさまざまな冒険が繰り広げられる、全米で絶好調放送中のナンセンス・コメディ。バブルガム姫をゾンビたちから守ったり、ヴァンパイアの女王と戦ったり、フィンとジェイクの毎日は思いもよらない出来事でいっぱいです。

子供も大人も楽しい、突き抜けたナンセンスコメディ

魔法の世界となった遠い遠い未来の地球で、人間の子供フィンと黄色い犬のジェイクが冒険して成長してゆくというお話です。お話や設定の魅力を説明するのが容易ではないのですが、そのこと自体が示す通り、ストーリーも設定も想像を超えています。大人こそもしかしたら自分自身の抱える常識を揺さぶられ、病みつきになるかもしれません。ナンセンスな設定の一例を挙げると、黄色い犬のジェイクは体の形を変幻自在に変えることができ、ガールフレンドとの間に5人の子供がいて、その彼女は韓国語を話す虹とユニコーンのハーフ、といった具合のとても不思議な世界観です。字面ではわけがわからない印象だと思いますが、本編はさらに突き抜けています。
また、冒険が進むにつれ二人は年齢も上がりフィンは子供から青年へ成長し、周りの状況も様々に変化しますが、そんな中においても二人の友情は変わらないという美しさ、感動があります。おかしくて、シュールで、感動もある、さまざまな感情が同時に湧いてくる作品です。ネタバレはしない程度にもう一つこの作品の魅力をお伝えしたいのですが、お話が進んでいくと思わぬ意外な方向に展開していきます。あれは伏線だった?!となるようなこともありますので、これはご覧いただいてお楽しみ頂けましたら幸いです。

ダイバーシティ&インクルージョンの価値観を自然に知るきっかけに

本作を通して、人は背景様々で多様であることを相互に認め尊重し合うダイバーシティ&インクルージョンの価値観を自然に知ることができるのではと思っています。
例えば主役の設定ひとつとっても、人間の子供フィンと黄色い犬のジェイクは親友であり兄弟なのですが、なぜ二人は兄弟なのかというとジェイクの両親にフィンが育てられた、という経緯があるからです。犬と人間の兄弟という特殊性を一旦脇に置くと、生物学上異なる親に育てられた兄弟という状況は人間社会に見られる状況ですが、それを特別な事や困難としてではなく普通のこととして描いています。差異を強調しドラマ性を高めるための一つの題材扱いにし、悲観的に描くことはありません。これに限らずあらゆる差異を、本作ではあくまで自明の所与のものとしてこの世界は「多様性」を前提としている、ということに気づかせてくれる点が本作の魅力の一つです。(特殊性に話に戻すと、犬に人間が育てられるという、ちょっとシュールでダークなコメディの味付けがあるのも本作の魅力です。)
ジェイクが自分の形を変幻自在に変えられる、ということももしかしたら象徴的かもしれません。人種、性別など、見た目の違いにフォーカスし区別し線引きすることの無意味さに気づかされます。
ダイバーシティ&インクルージョンの価値観を自ずと知りその価値観を自分のものとするきっかけになるような作品ではないかなと私は思います。


今回前田さんがご紹介したアニメは、どれも子供たちの成長を支えてくれるものばかり。
親子で見ることで、子供にも親にもリフレッシュする時間になります。ぜひ家族でのアニメ時間を充実させて、思い出をいっぱい作ってください!この記事が皆さんのアニメ選びの参考になれば嬉しいです。

次はどんな冒険があるんでしょう?子供と一緒に新しいアニメに挑戦してみてください!

▽カートゥーン ネットワークの番組はこちら


この記事が参加している募集

スカパー!公式サイトではおすすめの番組をご紹介しています。 ぜひご覧ください!