中足骨疲労骨折から考える、骨折の早期癒合に向けた生活指導
こんにちは、RYOちゃん(@sprittr7)です!
中足骨の疲労骨折はスポーツ障害として有名ですが、早く治す方法はないのでしょうか。
疲労”骨折”なので安静期間はもちろん必要です。
多くはオーバーユース(使い過ぎ)によって起こるので、その背景には熱心にスポーツや運動に打ち込む姿が想像できます。
市民ランナーの方や、骨代謝が低下している一般の方にも発症することがあります。
長いようで長くない学生期間、仕事の息抜き。
一定期間、運動や部活動を休むことに我慢ができず、痛みを騙しながらしていることで重症化し、疲労骨折になってしまうケースをよく聞きます。
そうならないことが一番なのですが、なってしまった時、早く治るために安静以外にできることがあります。
それは「骨代謝」を利用した生活指導です。
「骨」という特徴に注目すると、中足骨疲労骨折を通して、骨折を有するクライアントに対する生活指導のポイントとして使うことができます。
中足骨疲労骨折とは
疲労骨折とは、1回の大きな外傷で起こる骨折とは異なり、骨の同じ部位に繰り返し小さな力でストレスが加わることによって、骨にヒビがはいったり、ヒビが進んで完全な骨折に至った状態をいいます。その前兆として痛みが出ます。
少しづつ骨折になっていくので、画像(主にレントゲン)での発見までに2週間程度(目安として)時間を有することがあります。
慢性スポーツ障害に分類され、短期間での集中的なトレーニングや練習量の増加、繰り返される負荷によるオーバーユースから起こってきます。
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