見出し画像

腓骨頭亜脱臼に伴う足関節アライメントの崩れに対するアプローチと考察〜アスリハ期〜

RYOKO(@sprittr_ryk_173)です🌼

先月共有した腓骨頭亜脱臼のその後です。
先月の記事はこちら

腓骨頭亜脱臼とは?
腓骨頭は、前方に前腓骨頭靱帯・長腓骨筋
後方に後腓骨頭靱帯・大腿二頭筋・膝窩筋が付着
脱臼は、前方に脱臼することが多い。

右腓骨頭の亜脱臼から約2ヶ月、インソールを使用し足底から適切な感覚入力を促して日常生活では支障がなくなりました。

私はスポーツトレーナーの仕事もしており自分の身体を操作し運動できるようにならないと困るので、目標(ゴール)が運動(特にバスケットボール競技)になります。
自分が実際にバスケットボールをできるようにならないと困るということです。

ゴールから逆算して動きを分析すると
・可動域が戻っていない
・片足立ちで左側に傾きやすい
・片足で健側ほどジャンプできない・着地が不安定

といった問題点が出ていました。
また、見た目(外観)と自分の感覚(内観)の差もあり、反復したトレーニングが必要になります。

これらに対しリハビリのプログラムを立てますが、なかなか難しいです、腓骨頭の亜脱臼。
内側と外側の協調的な運動が出にくく、骨盤の回旋や単下肢(荷重が片側に偏り下肢長に差が出る)になる。
代償が出まくりです。
自分でケアしても、他者の力を借りて治療を受けても足りません。笑

7〜8割治ってきた中、残りの2〜3割を獲得するために一番効果的だったのは

ここから先は

2,091字 / 1画像
最低月4回以上のコンテンツを見ることができてかなりお得です!本noteマガジンはCLINICIANSグループの20人以上の臨床家の中でも足のスペシャリストのみが特別に集結してコンテンツを配信するものです!フットケアトレーナーやスポーツトレーナー、整形外科病院のベテランやエコーの使い手、開業療法士など心強い凄腕のみが揃っています。足の素人からマニアになりたいならここで間違いなし。 ※本マガジンは2023年6月をもって終了致します。

本noteマガジンはベテランの足の専門セラピスト(理学療法士)5名が足に特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術として提供…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?